2013 Fiscal Year Annual Research Report
ポスト・アスペクト指向時代の階層的分割と横断的分割を統合するモジュール化の研究
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22240002
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
千葉 滋 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (80282713)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ソフトウェア開発効率化・安定化 / ソフトウェア学 |
Outline of Annual Research Achievements |
ソフトウェアの新たなモジュール機構としてコンテキスト(文脈)指向プログラミングに着目し、それに基づいたプログラミング言語の試作を通して言語機構の研究を連携研究者らと協力しながら実施した。その研究成果をもとに 2014 年にはコンテキスト指向プログラミングに関する国際ワークショップ COP'14 を連携研究者らが主導して開催した。また 2013 年6月、9月、12月、2月、そして 2014 年12月の計5回の研究集会を各回10人前後で開催し、連携研究者らと研究協力を推進した。その中で、研究代表者はプログラムの静的なモジュール構造をコンテキストとみなしてコンテキスト指向プログラミングの考え方を適用したモジュールシステムを持つプログラミング言語の研究をおこなった。我々はクラスによるソフトウェアの階層的分割もアスペクトによる横断的分割もともに高度な dispatch 機構を導入することで統一的に取り扱えるという知見を持っている。この dispatch 機構に対する条件付けがコンテキストであると考え、破壊的継承機構が衝突するような場合でも、静的なモジュール構造をコンテキストとして dispatch 機構を拡張することでうまく衝突を回避できることを示した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)