2013 Fiscal Year Annual Research Report
オントロジー工学に基づく次世代知識システム構築方法論の開発
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22240011
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
溝口 理一郎 北陸先端科学技術大学院大学, サービスサイエンス研究センター, 教授 (20116106)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古崎 晃司 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (00362624)
来村 徳信 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (20252710)
林 雄介 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70362019)
笹嶋 宗彦 大阪大学, 産業科学研究所, 研究員 (80402999)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | オントロジー工学 / 次世代知識システム / 構築方法論 / 行為のオントロジー / ロール理論 |
Research Abstract |
オントロジーに基づく次世代知識システムのひな形とその構築支援環境の開発を目指して,人工知能研究における長年の懸案の一つであった,エキスパートシステムとは異なる新しい知識システム構築の理論的枠組みと実践への道筋を包含する系統的研究を行ってきた.次世代知識システムの要件として,(1)ad hoc性の排除,(2)高機能性,(3)スケールアップ可能性,(4)透明性などがあげられる.現時点ではこれらの全ての要求を満たすシステムの構築は極めて困難であると認識されているが,本研究では敢えてこの困難な問題に挑戦して,そのようなシステムを構築する理論と方法論を開発することを目指した. 今年度は,要素技術として重要な,上位オントロジーの整備と利用法の洗練と具体的な知的システムの開発を進めた. まず,成果を構築方法の方針としてまとめた.下位の層に上位オントロジーYAMATOを置き,次に行為のオントロジー,不具合のオントロジー,方式のオントロジー,横にオントロジーパターン,と言う構成になる.それらを体系化するための相互の依存関係を明示化した.要素技術を組み込み,方法論に準拠したプロトタイプシステムを構築したが,それを公表するには至らなかった.評価としては,病院におけるガイドラインの先進的電子化を題材として,それを机上で再構築を試みることによって行った.
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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