2013 Fiscal Year Annual Research Report
微小循環解析による完全人工心臓の最適制御に関する発展的研究
Project/Area Number |
22240054
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
井街 宏 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (10010076)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 微小循環 / 血管新生 / 人工心臓 / 足場材料 / 顕微鏡 / カメラ / スキャッフォルド / 生体内観察 |
Research Abstract |
本研究は人工心臓の流れ状態が生体の末梢循環にどのような影響を及ぼすかを調べ、最適流れ状態を確定することを目的としており、そのための人工心臓の改良、観察プローブの開発・改良およびこれらを用いた動物実験が研究の主体となる。本年度は以下の研究成果を得た。 1)微小循環観察プローブの改良:・観察プローブに足場を組み込むことで長期間・安定した視野を確保することに成功した。・観察対象別に倍率の異なる3種類(光学倍率0.4/3.0/6.0)の観察プローブの開発を行った。・倍率を上げるほど微細な血管を観察することが可能であるが、逆に視野範囲が小さくなることが課題であったが、複数の倍率のデバイスを作製することで解決をみた。 2)動物実験:波動型完全人工心臓・螺旋流型人工心臓をヤギに埋め込んで100日生存させることに成功した。・波動型完全人工心臓埋め込みヤギにおいて拍動流と連続流駆動を行い、生理的反応を調査した。・微小循環観察プローブの足場に微小血管が新生する様子を経時的に観察することができた。・微小循環観察プローブは90日以上の長期使用においても安定して生体情報を取得可能であった。・微小循環観察プローブによって、生体の血圧変動に起因する血管の収縮・拡張をリアルタイムに観察し、記録することができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(13 results)
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[Journal Article] Computational fluid dynamics analysis of the pump parameters in the helical flow pump2014
Author(s)
Hosoda K, Ishii K, Isoyama T, Saito I, Inoue Y, Ariyoshi K, Ono T, Nakagawa H, Imachi K, Kumagai H, Abe Y
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Journal Title
J Artif Organs
Volume: 17
Pages: 9-15
DOI
Peer Reviewed
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