2011 Fiscal Year Annual Research Report
胎児・小児の超早期治療のための最先端治療デバイスの研究
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22240061
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
土肥 健純 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (40130299)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
千葉 敏雄 国立成育医療研究センター, 臨床研究開発部, 部長 (20171944)
正宗 賢 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (00280933)
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Keywords | 胎児・小児治療 / 実三次元画像表示 / 細径マニピュレータ / 視野可変内視鏡 / 臓器保存 |
Research Abstract |
胎児・小児の超早期治療のための最先端治療デバイスの開発として,本年度は以下の研究を行った. (1)Integral Videographyによる手術ナビゲーションに適した三次元立体画像表示システムの開発:画像オーバーレイ原理を用いたAugmented Reality手術誘導システムを実現し,ファントムを用いた実験を行った.手術ナビゲーションにおいて,三次元立体画像と患者の位置・姿勢の関係が正確である必要があるため,手術誘導システムの拡張機能として患者の位置・姿勢を追従し,正確に位置・姿勢あわせを行うための要素技術の検討を開始した. (2)細径屈曲マニピュレータデバイス:脊髄髄膜瘤を対象として,内視鏡下に子宮内で治療を行うための細径屈曲マニピュレータとして試作した脊髄髄膜瘤治療用パッチ貼り付けデバイスのin vivo実験を行った. (3)可変立体視野及びレーザ同軸内視鏡の開発:立体視可能な内視鏡を外径3mm台で実現するために,単一の1/10インチ超小型CCDカメラで立体視に必要な画像を取得する方法として,内視鏡を振動させる手法を提案し,基礎的な検討を行った.また,視野の拡張のための直視・側視切り替え可能な内視鏡において,各視野の光路に偏光板を追加することにより直視と側視間の画像の映り込みを軽減させた.光学的な改善後も映り込みが残ったため,ソフトウェア的に映り込みを除去する方法について基礎的な検討を行った. (4)小児卵巣摘出保存支援システムの開発:ブタの肝臓を凍結対象として,過冷却凍結実験を行った.複数の温度センサを組織片に設置し,組織内で複数点温度を計測することで,過冷却が組織内で部分的に起こっていることを実測した.また,組織凍結において,溶媒の過冷却解消時に,強制的に組織の過冷却解消がおこる,という現象を観察した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに進んでおり,おおむね順調に進展している.
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Strategy for Future Research Activity |
各開発項目において,ファントムを用いたin vitro実験,ブタなどを用いたin vivo実験を引き続き行い装置の改良を行っていく.
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