2012 Fiscal Year Annual Research Report
リハ訓練効果を血清プロテオームおよび血中遊離アミノ酸解析で評価する研究
Project/Area Number |
22240067
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
別府 英博(別府秀彦) 藤田保健衛生大学, 藤田記念七栗研究所, 准教授 (30142582)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 宣宏 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (80267955)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 脳卒中回復期リハビリ / リハ運動訓練 / 生体成分 / 遊離アミノ酸 / 微量検体分析 / 質量分析 / 遺伝子産物 / UPLC |
Research Abstract |
『リハ訓練患者に有用な訓練効果指標マーカーを生体成分から得ることを最終目的』とする研究のうちリハビリ訓練効果と血清中遊離アミノ酸から評価する解析法の確立をめざした。23年度は、脳梗塞19名、脳出血10名の合計29名について、リハ項目[年齢、発症から退院日数、入院日数、FIM-00w(入院時FIM値)、FIM-99w(退院時FIM値)、FIM-gain(退院時FIM値から入院時FIM値を引いた値)、FIM-efft(FIM-gainを入院日数で割った値)]と遊離アミノ酸(21項目)との関連性について解析を行った。解析方法:説明指標となるアミノ酸について、Pearsonの相関分析を行った。目的指標であるリハ項目[年齢、発症から退院日数、入院日数、FIM-00w、FIM-99w、FIM-gain、FIM-efft]とアミノ酸との単回帰分析および重回帰分析を行った。結果:アミノ酸変化量の相関行列からL-ValineとL-Leucineがγ=0.905、L-LeucineとL-Phenylalanineがγ=0.813と強い相関が認められた。リハ項目とアミノ酸変化量の単回帰分析の結果から発症から退院日数、入院日数とL-Arginineに正の相関、FIM-gainとL-Serine、L-Arginineに正の相関が認められた。リハ項目とアミノ酸変化量の重回帰分析の結果から、年齢で有意なアミノ酸は、L-Histidine、L-Arginine、L-isoleucin(正の相関)、グルタミン、尿素、L-Glutamic acid、L-Proline(負の相関)であり、R2=0.578であった。L-AlanineのF値が最も高く(F=15.633)、年齢に最も影響の強いアミノ酸であった。以上の結果は、血清中遊離アミノ酸の変動は運動や日常活動量に影響を受けている可能性を示唆するものである
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)
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[Journal Article] Inhibition of ENNG-induced Pyloric Stomach and Small Intestinal Carcinogenesis in Mice by High2012
Author(s)
Kaneko T, Shimpo K, Chihara T, Beppu H, Tomatsu A, Shinzato M, Yanagida T, Ieike T, Sonoda S, Futamura A, Ito A, Higashiguchi T
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Journal Title
Asian Pacific J Cancer Prev
Volume: 13
Pages: 1-6
Peer Reviewed
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