2010 Fiscal Year Annual Research Report
家庭内環境を考慮した女性3世代の食習慣と健康状態に関する栄養疫学的横断研究
Project/Area Number |
22240077
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
佐々木 敏 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70275121)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 健太郎 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (00466731)
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Keywords | 栄養学 / 社会医学 / 疫学 / 家庭 / 環境 |
Research Abstract |
研究代表者が行い、今回の研究の基礎となった第2次栄養関連学科新入生調査の共同研究者ならびにその他の栄養関連研究者ネットワークを用いて、共同研究者(参加大学等)を募り、最終的に86の栄養士養成校施設(大学・短大・専門学校)の参加とそこに勤務する100余人の教員の共同研究者としての参加が確定した(期待対象者数は学生・その母・その祖母等がそれぞれ6879人である)。並行して、本研究に必要な「生活習慣ならびに健康状態に関する質問票(すでに妥当性が確認されているもの)」を先行研究のレビュー作業によって厳選・決定し、学生・その母・その祖母等用にそれぞれ20・24・24ページのマークシート式専用質問票を作成し、その印刷が完了した。同時に、食事習慣を把握するために用いる自記式食事歴法質問票(20ページ:学生・その母)と簡易型自記式食事歴法質問票(8ページ:その祖母等)の印刷も完了した。調査実施マニュアルなど調査実施に必要な書類等と連絡用ネットワークの作成ならびにその運用準備も完了し、調査大学等への質問票の配送もほぼ完了した。また、研究代表者の研究室にてこの研究専用の研究事務局を立ち上げ、共同研究者と密な連絡体制をとり、各参加校の実情に合わせ、かっ、最大限の標準化を図って研究を行うための体制を整えた。並行して、研究代表者の所属先の研究倫理審査委員会に研究計画を提出し、研究実施の許可が得られた。また、参加大学等のなかで各自の研究倫理審査委員会における審議と許可を要すると各自の研究倫理審査委員会が判断した場合には、そのように対応し、必要とされたすべての許可を得ることができた。
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