2012 Fiscal Year Annual Research Report
食を基盤としたナノーマクロハイブリット多孔体を用いたゲートマテリアルの基礎研究
Project/Area Number |
22241021
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
石田 秀輝 東北大学, 環境科学研究科, 教授 (10396468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細矢 憲 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (00209248)
西尾 浩一 福井工業大学, 工学部, 准教授 (30550561)
横山 和成 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業総合研究センター, 上席研究員 (40191514)
松原 秀彰 一般財団法人ファインセラミックスセンター, 材料技術研究所, 主席研究員 (90167651)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ゲートマテリアル / 有機多孔体 / 無機湿潤ゲル / 微生物多様性 / インハウス・ファーム |
Research Abstract |
有機高分子ハイブリッド型ゲートマテリアル作成において、ハイブリッド条件、発泡条件、バルクでの作成方法を再検討し、最適化を行った結果、微生物多様性をある程度維持し、かつ、播種→発芽→根の伸長を可能にするゲートマテリアルの作成条件を確立できた。無機ゲートマテリアルについては、骨格太さを可変にすることで気孔率と気孔径を独立に変化可能な三次元の多孔構造設計シミュレーションを発展させ、また、これまでよりも細孔径の大きなシリカ湿潤ゲルを作成できるようになった。 作成したゲートマテリアルを人工土壌として用いた場合の、多孔体、植物、細菌群集の三者が相互作用する系について、長期の植物栽培後、導入された細菌の群集構造が良好に維持されるかを検出する新たな解析方法を開発した。細菌群集の多様性と活性を測定する際の炭素源資化パターンを経時的に測定し、96種類の炭素源毎の資化トレンドを多次元尺度構成法によって二次元空間に図示することにより、導入直後の細菌群集構造をどの程度維持しているかを評価することが可能になった。 作成した人工土壌を用いたインハウス・ファームによる栽培実験及び社会受容性実験を行うために、栽培棚のデザインおよび制作を行った。「食育」を視野に、屋内農園の一つのカタチとして、「子供といっしょに育てる家屋菜園」をテーマとした試作システムに取り組み、実験的に鋳込成形による制作を試み、評価モデルを制作した。これらを、ハウスメーカーのコミュニティーセンターにインハウス・ファームを設置し、半年に渡って植物の生育状況、人工土壌の変化、来場者による印象評価などの実証実験を行うことができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(37 results)
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[Presentation] セラミックス最前線2012
Author(s)
松原 秀彰
Organizer
日本機械学会2012年度年次大会
Place of Presentation
金沢大学 角間キャンパス
Year and Date
20120909-20120912
Invited
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