2013 Fiscal Year Annual Research Report
日本における社会学教育・研究の国際化の加速をめざす総合的研究
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22243038
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
伊藤 公雄 京都大学, 文学研究科, 教授 (00159865)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 公一 東北大学, 文学研究科, 教授 (00164814)
PAULINE Kent 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (00288648)
油井 清光 神戸大学, その他の研究科, 教授 (10200859)
矢澤 修次郎 成城大学, その他部局等, 名誉教授 (20055320)
林 香里 東京大学, その他の研究科, 教授 (40292784)
菊澤 佐江子 法政大学, 社会学部, 准教授 (70327154)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 国際化 / 国際社会学会 / 世界会議 |
Research Abstract |
2013年度は、昨年度、社会学コンソーシアムの協力により実施した日本における社会学および関連学協会の国 際化に向けた各学協会の歴史と現状の整理をさらに進めるとともに、その英文による公表のための作業を実施した。また、これまで進めてきた各国の社会学の現状把握と国際化にむけた状況の調査をさらに継続していく 予定である。また、2014年に横浜で開催予定の世界社会学会議を前に、この世界会議に対応した国際社会学会の 動きや各RCの動向等についての調査をさらに行った。海外の調査会社等を通じて、いくつかの社会 における日本イメージの意識調査を実施することで、海外から見た日本社会把握について調査研究を行い、日本 の社会および日本の社会学の国際化にとって何が求められているのかを探るための作業を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2014年に横浜で開催される世界社会学会議での最終調査と報告書の作成にむけて、十分な準備ができたものと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
自然科学系分野に比べて、日本の人文社会科学分野は、一部を除いて国際化が不十分であるといわれる。本研究 は、特に社会学の分野を中心に、国際化の現状と課題を探ることで、日本の社会学の国際化を加速させることを 目的とする。日本の社会学関連学会の国際化をめぐるこれまでの動向と課題を調査・分析するとともに、各国の 社会学会のかかえる諸課題や国際化の動向を探り、さらに、国際社会学会(ISA)の世界会議の運営実態やISA 所 属のRC(リサーチコミッテイー)の動きを調査・研究することを通じて、日本の社会学および関連学術分野の研 究者に、社会学の国際化をめぐる諸課題についての認識の共有をめざす。あわせて、日本の社会学の歴史と現状 を整理し、英文による報告書を作成することで日本社会学の国際的発信の一助とする予定である。
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Research Products
(19 results)