2012 Fiscal Year Annual Research Report
高効率高電力密度チョッパによる可変速駆動系の省エネルギー化の研究
Project/Area Number |
22246036
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
河村 篤男 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (80186139)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 博志 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (20313033)
藤本 康孝 横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (60313475)
下野 誠通 横浜国立大学, 工学研究院, 助教 (90513292)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 電気自動車 / 電気機器工学 / パワーエレクトロニクス |
Research Abstract |
(1) 2象限SAZZチョッパ回路高電力密度装置の実現:これまでの研究において獲得した4象限SAZZチョッパの基礎データを基にして、部品点数を減らした、新しいトポロジーに基づく45kVAの出力容量で入力300V、出力150~400Vの2象限SAZZチョッパを試作した。電力密度を20~30kw/l、効率は98%を達成。本研究で新たに試作した実験機には制御ループを付加。特に、力行から回生モードに推移する領域の制御に重点を当てて制御系を設計した。 (2) 超高電力密度チョッパの試作:連携研究員として、Prof. Martin Pavlovskyが2012年4月から2012年9月まで横浜国立大学に滞在し、新しい高電力密度チョッパの設計を行った。90kw/l以上を目標に新しいトポロジーを検討し、この試作機は上記(1)で用いた。2種類の試作機を製作し、1つ目は100kw/l、2つ目は50kw/lを達成した。 (3) 直列チョッパ実装用可変速駆動装置によるJC08モード走行模擬試験:直列チョッパ実装用可変速駆動装置を用いて、上記(1)および(2)のチョッパと組み合わせ、PWM,擬似PAMおよびPAMインバータ駆動での特性を実測した。 (4) KAST-EVでの各種試験:提案する手法を確認する手段として、申請者が別プロジェクトで製作した電気自動車(KAST-EV、直列チョッパ駆動方式)に、本プロジェクトで新規創設したチョッパを用いて、各種試験を行い、直列チョッパ提案手法の電気自動車への適用の効果について検討した。 (5)本研究を通じて得られた成果を他分野へ展開する可能性を検討した。〔連携研究者〕ノルウェー工科大学 非常勤講師 グイディ・ジュセッペ(Guidi Giuseppe)SAZZチョッパ回路の制御の研究
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(22 results)