2012 Fiscal Year Annual Research Report
古地図・図会・浮世絵等と地震工学情報を統合した納得感のある減災行動誘発手法の開発
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22246071
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
福和 伸夫 名古屋大学, 減災連携研究センター, 教授 (20238520)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
護 雅史 名古屋大学, 減災連携研究センター, 准教授 (40447842)
飛田 潤 名古屋大学, 災害対策室, 教授 (90217521)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 地震防災 / 長周期地震動対策 |
Research Abstract |
本研究では、各種地震工学情報と地理・地学・歴史・社会等の災害関連情報を融合することで、説明力を持った地震災害情報を創出し、理解→納得感→我が事感→説得→解決策提示による新たな減災行動誘発手法を開発することを目的とする。 H24年度は、H23年度に引き続いて下記の研究を実施した。 国土地理院発行の旧版地図等をラスター画像情報として登録すると共にWebGIS化を行った。また、江戸時代以降の土地利用の変遷や地名の変化を実感できるWeb システムの開発に着手した。また、浮世絵・図会・絵葉書・鳥瞰図などのWebGIS化と微動計測を引き続き実施した。さらに、これらを活用して、ビジュアルにまちの変遷を理解できる環境を整え、古地図や空中写真、地形の変遷などと共に閲覧することで、災害危険度の高い地域への人間活動の拡大を伝えるシステムの構築を行った。また、鸚鵡籠中記や猿猴庵日記などの分析を行った。 次に、広域の高解像度地下構造モデルの構築を進めるとともに、地震観測データを組み合わせて名古屋市内を対象として強震動予測を実施した。さらに、建物の地震応答解析を実施し、住民が居る場所に応じた揺れを予測し、地震時に住民が遭遇する揺れの様相を再現する環境を構築した。また、社会の対応力(医療・消防・建設)に関するデータ収集を行い、被害量を対比することで、発災時の社会の対応可能性を把握し、地震時の社会の様相を明らかにするとともに、人別・時間別・場所別の発災時被災シナリオを試作した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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