2012 Fiscal Year Annual Research Report
プラズモイドー定常高熱流プラズマ複合照射装置を用いた先進プラズマー壁相互作用研究
Project/Area Number |
22246120
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
大野 哲靖 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60203890)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 正義 兵庫県立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00192237)
菊池 祐介 兵庫県立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00433326)
梶田 信 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 准教授 (00455297)
高村 秀一 愛知工業大学, 工学部, 教授 (40023254)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 核融合 / プラズマ-壁相互作用 / Edge Localized Mode / プラズマガン / イオン温度 / 電子密度 / 熱負荷 |
Research Abstract |
直線型定常プラズマ発生装置NAGDIS-Iと磁化同軸プラズマガン装置を結合したELM環境模擬試験装置NAGDIS-PGにおけるパルスプラズマのイオン温度、電子温度、及び電子密度評価を行い、タングステン材へのプラズマ熱流計測を行った。 パルスプラズマのパラメータ計測のために,HeIIの発光スペクトルを計測した。発光スペクトルを、フォークト関数でフィッティングを行うことで、ドップラー広がりからイオン温度、シュタル広がりから電子密度を評価した。イオン温度は最大30eV程度であり,また電子密度は電子密度5x10^21 /m^3に達していることが明らかになった。 フォトダイオード(波長:700~1800 nm)を用いて、W試料温度分布の時間変化計測を行った。定常プラズマ照射中のW試料の温度を放射温度計で計測しフォトダイオードの出力を校正し,さらに1次元の熱伝導解析結果と比較することにより,流入熱量を評価した。プラズモイドのプラズマ熱流はプラズマガン電圧5.0 kVの時,0.2 MJ/m^2であることが明らかになった。またプラズマ熱流は一様に流入すること、また放電用中性ガスや磁場の存在がプラズモイドによる熱負荷を減少させることを明らかにした。さらに,定常プラズマープラズマモイド同時照射時には,W試料へパルスプラズマ流入後も比較的長い時間プラズマからの熱流が継続する現象が観測され,プラズマ熱流は0.7MJ/m^2に達することが,カロリーメーターとフォトダイオードによるW試料温度分布の時間変化計測により,明らかになった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)