2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22251004
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
柳澤 雅之 京都大学, 地域研究統合情報センター, 准教授 (80314269)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
畑 俊充 京都大学, 生存圏研究所, 講師 (10243099)
水野 広祐 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (30283659)
神崎 護 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70183291)
竹田 晋也 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (90212026)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 森林 / 多面的機能 / 人為撹乱 / 持続性 / 東南アジア / 択伐林 / 包括的森林利用 |
Research Abstract |
・インドネシア・中カリマンタンで実施済の調査結果を基にした研究会「熱帯多雨林における集約的森林管理と森林資源の高度利用による持続的利用パラダイムの創出」を、2014年1月23日に京都大学稲盛財団記念館で開催した。同地域で研究を行った他の研究と相互に比較し、成果刊行に向けた議論を行った。 ・同上の調査結果を基に、JICAの依頼を受けて、「日本・インドネシアREDD+実施メカニズム構築プロジェクト(IJ-REDD+))と題する国際セミナーを、2014年2月4日に、京都大学稲盛財団記念館にて開催した。インドネシア環境省の上級大臣顧問をはじめ、中央政府のREDD+担当者、中カリマンタン州知事および州レベルでの担当者に、本科研で調査を実施した事例を基にした講義と討論を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
5年の研究計画のうち、最初の3年を現地調査にあて、4年目となった平成25年度には、調査結果の解析を進め、その成果の一部を、研究者仲間と共有し議論する機会を持つことができただけでなく、現地の関連する担当者と活発な意見交換を行うことができたことは、研究が順調に進展していることを示していると考えられる。また、補足的な調査も進めており、順調に研究が進んでいると判断される。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は5年計画の最終年度にあたり、最終的な成果とりまとめの方策を考える。インドネシアでの調査を基にした成果刊行物を編集し、出版することを予定している。また、成果還元の一つとして、現地協力機関と現地林業会社とを特に対象とした国際ワークショップを開催する予定である。
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