2012 Fiscal Year Annual Research Report
チェルノブイリ原発事故後の大規模コホート分子疫学調査
Project/Area Number |
22256004
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
山下 俊一 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (30200679)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高村 昇 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (30295068)
中島 正洋 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (50284683)
光武 範吏 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (50404215)
SAENKO Vladimir 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (30343346)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | チェルノブイリ / 甲状腺がん / 分子疫学調査 / がん組織バンク / 放射線影響 |
Research Abstract |
ベラルーシにおける連携研究拠点を基盤としつつ、同時に被ばく集団のコホートをウクライナでも確立、当研究における分子疫学調査は世界でも唯一無二のコホートとなり、その学術的意義は極めて大きい。これにより、散発性甲状腺癌の発症関連遺伝子であるNKX2-1近傍のSNPは、放射線誘発癌との関連は否定的となった。さらに2011年は東日本大震災における福島第一原発事故のため、申請時の計画に加え、震災対応のために、当研究における国際連携ネットワークを活用、チェルノブイリ原発事故で得られたエビデンス、経験を福島での震災対応に活かすことが出来ている。「チェルノブイリ原発事故後の甲状腺超音波検診成果の取り纏め」を課題に共同研究を行い、その成果として、甲状腺超音波画像の詳細解析とスクリーニング効果の影響を明らかにしている報告書冊子「Ultrasound Diagnosis of Thyroid Diseases in Russia」を2013年3月に完成した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(31 results)