2012 Fiscal Year Annual Research Report
参加者間のインタラクションに注目したミーティングの構造解析と支援
Project/Area Number |
22300042
|
Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
角 康之 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (30362578)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | ミーティングキャプチャ / 実世界インタラクション / 非言語情報 |
Research Abstract |
本研究の目的は、主に聞き手に回っている参加者の反応に注目することで、ミーティングの内容的・状況的な構造を推定し、ミーティングの記録や支援に役立てる方式を開発することである。具体的には、ミーティング参加者間のインタラクションとして発生する視線変化やあいづち・うなずきといった非言語的反応に着目する。また、議論中のメモやスライドへの書き込みといった聞き手による協調的アノテーションを活用し、議論型ミーティングのアーカイブに自動インデクスを付与する手法を開発する。 昨年度までは、4,5人のよる円座式のミーティングを想定した非言語反応の計測や、PhotoChatと呼ばれるタブレット付きカメラを利用した参加者によるアノテーションの融合に関する技術開発を主に行ってきた。最終年度となる今年度は、支援対象となるミーティングの種類の展開と、それに応じた新たな技術課題の掘り出しを行った。 一つ目として、50人程度が集まり半日間くらいで集中的にフラッシュトークを行う勉強会を対象とし、そこでのtwitterを援用した議論の進み方やミーティングの盛り上がりとの関連を分析した。また、twitterのタイムラインに応じて関連論文を推薦するボットを試作し、予備的な評価実験を行った。 もう一つのフィールド展開として、自動車の中の会話に注目し、街のタイムリーな話題をラジオのように流通させる応用システムの開発に着手した。これまでの会話状況解釈の研究から得られた知見を利用し、会話シーンの抽出と再利用について応用の検討を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(18 results)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] HASC2012corpus: Large scale human activity corpus and its application2012
Author(s)
N. Kawaguchi, H. Watanabe, T. Yang, N. Ogawa, Y. Iwasaki, K. Kaji, T. Terada, K. Murao, H. Hada, S. Inoue, Y. Sumi, Y. Kawahara, and N. Nishio
Organizer
2nd International Workshop on Mobile Sensing: From Smartphones and Wearables to Big Data
Place of Presentation
Beijing, China
Year and Date
20120416-20120416
-