2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22300096
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
狩野 裕 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (20201436)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
出口 康夫 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20314073)
濱崎 俊光 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (40379243)
鷲尾 隆 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00192815)
高木 祥司 奈良教育大学, 教育学部, 准教授 (00231390)
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Keywords | ランダムな欠測 / NMAR / 因果と欠測 / 推定方程式の不偏性 / NMARness / 強い意味で無視可能 |
Research Abstract |
サイエンスとは予測と因果の同定である.予測と因果のための方法論は科学の個別分野において独立に議論されている.本年度は研究課題を遂行し学際融合研究を進めるため以下の活動を行った 1. 小規模定期研究会 one-day研究会を年間4回開催し,延べ8名の講演者を招聘した.統計的因果推論に関する情報交換と積極的な議論が行われた.詳細は以下のURLにある: http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~kano/research/seminar/tokubetsu/index.html 2. 中規模シンポジウム 9月に大阪大学中之島センターにて生物統計における予測と因果推論に関するシンポジウムを開催した.外国人招待講演3件(Sue-Jane Wang, Food and Drug Administration, USA ; H.M.James Hung, Food and Drug Administration, USA ; Guosheng Yin, The University of Hong-Kong, HK)を含む14件の講演があり,シンポジウム参加者は80名を超えた 3. 国際研究集会の開催準備 H23年度に東京で開催されるism APRMにおける招待講演セッション「Incomplete Data Analysis and Latent Variable Model」を編成し、外国人著名研究者を3名(Sobel, M., Yuan Ke-Hai, Graham, J.W.)招聘した 4. 研究結果の公表 研究結果は,統計関連学会連合大会(3件),日本心理学会大会,科学研究費シンポジウム(3件,創価大学,熊本大学),統計教育方法論ワークショップ,日本統計学会春季集会などで口頭発表により報告した
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