2013 Fiscal Year Annual Research Report
19FーMRIによるアミロイドイメージング法の開発
Project/Area Number |
22300153
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
遠山 育夫 滋賀医科大学, 分子神経科学研究センター, 教授 (20207533)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田口 弘康 滋賀医科大学, 分子神経科学研究センター, 特任教授 (90102912)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 神経科学 / アルツハイマー病 / 画像診断 / 核磁気共鳴医学 / 分子イメージング |
Research Abstract |
本研究の目的は、アルツハイマー病の遺伝子改変モデルマウスを用いて、フッ素MR画像診断法を用いたアミロイドイメージング法を開発することである。昨年度までに、クルクミンを基本骨格とするフッ素MR画像診断候補薬であるShiga-Y化合物を新規合成し、それらがベータアミロイドペプチド(Aβ)凝集体のみならず毒性の強いAβオリゴマーにも結合することを明らかにした。その中でも、モデルマウスに投与したときに最も強いシグナルを出す化合物はShiga-Y5であった。16-24ヶ月齢のアルツハイマー病の遺伝子改変モデルマウスの尾静脈から、50 mg/kg, 100 mg/kg, 200 mg/kgのShiga-Y5を投与し、50分の測定でMRによるモデルマウスのアミロイドイメージングに成功した。フッ素画像の強さは投与量依存的であった。Wildマウスではフッ素画像は得られなかった。本年度は、ベンゾオキサゾールを骨格とするShiga-X化合物を用いてアミロイドイメージングを行った。その結果、アルツハイマー病の遺伝子改変モデルマウスの尾静脈から200 mg/kgのShiga-Y5を投与し、50分の測定でMRによるTg2576マウスのアミロイドイメージングに成功した。本研究の結果は、7テスラの高磁場MR装置を用いれば、Shiga-Y5あるいはShiga-X22により、50分の測定でMRによるモアルツハイマー病の遺伝子改変モデルマウスのアミロイドイメージングができることを示している。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] Preferred features of a fluorine-19 MRI probe for amyloid detection in the brain.2014
Author(s)
Yanagisawa, D., Taguchi, H., Ibrahim, N.F., Morikawa, S,. Shiino, A., Inubushi, T., Hirao, K., Shirai, N., Sogabe, T., Tooyama, I
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Journal Title
J Alzheimer’s Dis
Volume: 39
Pages: 617-631
DOI
Peer Reviewed
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