2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22300236
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
木竜 徹 新潟大学, 自然科学系, 教授 (80115021)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牛山 幸彦 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (20213415)
山崎 健 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (50092739)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 運動処方と運動療法 / ユビキタス / 履歴データベース / スレッド化 / 筋シナジー / タブレット情報端末 |
Research Abstract |
筋活動と自律神経活動の観点からスキルやパフォーマンスを考慮したAdvanced「疲労モデル」、及びタブレット情報端末による情報のOn-Siteフィードバックのための解りやすいWebsite設計をめざした。さらに、数ヶ月にわたる履歴データベースを構築した。フィールド実験では, 課題となっているフィールドでの計測・評価結果データの通信処理には、環境に合わせた通信方式を選択する仕組み等、さらなる工夫が必要であった。また、解析結果のフィードバックでは,計測データから運動機能の変化(疲労等)を反映した区間を選択する方策等、更なるアイデアが必要であった。 運動評価において筋活動様式、運動習慣(熟練度)、筋疲労と筋シナジーとの関係を評価するため、スクワット運動を対象に計測データの履歴を解析した。筋シナジーと筋疲労との関係に関しては、さらに筋疲労に対する補償運動との関係を探る必要があったものの、筋疲労に依らない熟練度依存の筋シナジーの特徴を得ることができた。 また、ユビキタス性の高い安価なUSB表面筋電図計測ユニットを活用するには、高精度アクティブ電極による計測と比較して十分な情報が得る為のポイントを明らかにした。しかし、動的運動の筋活動情報を得るにはより広範囲な計測を行う必要があった。運動機能(筋活動,関節運動)をスキルやパフォーマンスの観点から解明する為、筋シナジーから下肢の運動様式と相関が強い筋を決定できた。その上で、熟練度を履歴を追って評価する方策を提案することができた。すなわち、筋シナジーと個々の筋の筋活動パターン(プロフィール)との相関分布をクラスター分析する事で、熟練度に伴う筋活動様式の推移を確認できた。一方、筋活動様式の推移は筋疲労とは大きな関係がなかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)