2012 Fiscal Year Annual Research Report
生物多様性保全に向けての環境教育プログラムの作成-外来生物問題の理解のために-
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22300276
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Research Institution | Kanagawa Prefectural Museum of Natural History |
Principal Investigator |
高桑 正敏 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 名誉館員 (80179431)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
広谷 浩子 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 主任学芸員 (10205099)
勝山 輝男 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 企画普及課長 (20214356)
佐藤 武宏 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 主任学芸員 (30280796)
苅部 治紀 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 主任学芸員 (50261194)
田口 公則 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 主任学芸員 (70300960)
加藤 ゆき 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 主任学芸員 (70342946)
瀬能 宏 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 専門学芸員 (80202141)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 外来生物 / 国内外来生物 / 電子図鑑 / 外来生物文庫 |
Research Abstract |
前年度に引き続き、国外・国内外来動物に関する文献についてデータベース化を進め、それらの文献またはコピーを「外来生物文庫」に著者名のアルファベット順に収納した。また、魚類では国内外来魚のリストを作成するとともに、その問題点について啓発を図るために日本魚類学会自然保護委員会編として「国内外来魚問題の現状と課題」の刊行を予定している。さらに昆虫分野では、外来生物と分散の自然史上の違いについて、学会や研究会などで講演するとともに、昆虫商業雑誌上で総説を連載するなど、国外・国内外来種問題についての普及啓発を試みた。雑誌類における公表論文も多数に上っている。 また、本研究の最終目的である外来生物の教育普及プログラム作成を行った。具体的には、電子図鑑である「外来生物図鑑」を作成し、今なぜ外来種が問題となっているかを総説するとともに、哺乳類、鳥類、魚類、昆虫、両生類、爬虫類、その他の動物、植物ごとに国外・国内外来種を紹介した。この電子図鑑は大人・教員向けページと子ども向けページの2本立てとし、それぞれの種について導入に関する情報、特徴に関する情報、外来種問題に関する情報に分けて解説し、より深い知識を得るための文献一覧も示した。さらに付録として用語解説や各種資料も加えた。本図鑑は神奈川県立生命の星・地球博物館のホームページ上に掲載を予定しており、インターネットを通じて自由に利用することができる。 以上によって本研究の目的が達成できたと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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