2012 Fiscal Year Annual Research Report
認識と動作のインタラクションモデルに基づくスキル学習支援環境
Project/Area Number |
22300290
|
Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
曽我 真人 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (60252839)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀧 寛和 和歌山大学, システム工学部, 教授 (10304180)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | スキル / 学習支援 / スケッチ / 防災 / スポーツ |
Research Abstract |
本研究では,学習者のスキルを自動診断し,誤りを指摘して,誤りの修正方法を助言する学習支援環境を設計しPC上に構築する.具体的なスキルとして,平成24年度は,スケッチ描画,防災,スポーツなどのスキルをとりあげた. 以下,各スキルの学習支援環境の研究実績を報告する. (1)スケッチ学習支援環境の構築:平成24年度は,学習者に最初からモチーフの輪郭線を描かせるのではなく,モチーフの外接長方形を描かせ,それをリアルタイムにアドバイスを提示して学習者に気づきを与える.さらに,輪郭線を描かせ,リアルタイムにアドバイスを提示して学習者に気づきを与える機能を作成した.このように,大きな構造から細かい構造へ順次描くスキルを学習させるスケッチ学習支援環境をAR技術を併用して構築した. (2)防災スキル学習支援環境の設計:拡張現実感の技術を用いて,実際の部屋の中で,CGで構築した家具を重畳表示し,学習者に危険なエリアと安全なエリアを予測するスキルを向上させる学習支援環境を構築した.端末としてはAndroid端末を使用し,部屋にマーカを張ることにより,そこに,Android端末をかざすと,CGの家具が実際の大きさで表示される.地震時の家具の振る舞いをCGアニメーションでシミュレーションすることにより,家具の転倒の様子を予測できるスキルを学習させることができる. (3)スポーツ学習支援環境の設計・構築:合気道を事例として,熟練者の動作をあらかじめモーションキャプチャシステムで計測しておき,それをシステムのデータベースへ保存しておく.学習者は,HMDを装着し,熟練者の合気道の動作を等身大のボーンアニメーションで任意の視点から,観察できるシステムを構築した.
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|