2012 Fiscal Year Annual Research Report
無細胞プロテインアレイを用いたカスパーゼ依存シグナル伝達経路の網羅的同定
Project/Area Number |
22310127
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
澤崎 達也 愛媛大学, 無細胞生命科学工学研究センター, 教授 (50314969)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | カスパーゼ / 無細胞タンパク質合成 / プロテオリシス / タンパク質 / 切断 / プロテインアレイ / コムギ胚芽 / AlphaScreen |
Research Abstract |
V.アポトーシスにおける新規に見出した分子の細胞生物学的解析 1)アポトーシス誘導細胞における新規分子の細胞内切断確認:前年までで同定されたヒトシグナル伝達経路分子のcDNAから、動物細胞発現用ベクターに組込み、培養細胞に遺伝子導入後、TNFαやFas、もしくは小胞体ストレスなどのアポトーシス誘導条件下で、上述の分子の細胞内での切断確認を行った。また、解析された切断部位にアミノ酸置換した変異体を用いて、アポトーシス誘導細胞において切断されないかどうか確認した。 2)カスパーゼ切断型新規分子の導入による下流シグナル分子の解析:新規分子の切断型の細胞への影響を調べるため、決定した切断部位情報を基に、カスパーゼ切断型新規分子を構築し、細胞に導入し、下流のシグナル分子のリン酸化や安定性を解析した。 3)新規分子のアポトーシスへの影響:見出されたカスパーゼで切断される新規シグナル伝達経路分子のアポトーシスへの影響を調べるために、野生型、カスパーゼ切断型、アミノ酸置換変異遺伝子をそれぞれ構築し、培養細胞へ導入し、アポトーシス誘導下における細胞死の割合を測定した。 4)新規分子を用いた細胞膜動態の解析:アポトーシスの特徴の1つである細胞膜動態における新規分子の影響を調べるために、細胞骨格をリン酸化する新規分子を選別し、過剰発現細胞、およびノックダウン細胞を用いて、共焦点顕微鏡下での生きたままの細胞膜動態解析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(17 results)
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[Journal Article] Molecular and enzymatic characterization of XMRV protease by a cell-free proteolytic analysis.2012
Author(s)
Matsunaga S, Sawasaki T, Ode H, Morishita R, Furukawa A, Sakuma R, Sugiura W, Sato H, Katahira M, Takaori-Kondo A, Yamamoto N, Ryo A
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Journal Title
J Proteomics.
Volume: 75
Pages: 4863-4873
Peer Reviewed
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