2010 Fiscal Year Annual Research Report
南西アジア地域における宗教紛争と平和構築に関する比較研究
Project/Area Number |
22310156
|
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
外川 昌彦 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 准教授 (70325207)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
吉田 修 広島大学, 大学院・社会科学研究科, 教授 (60231693)
中谷 哲弥 奈良県立大学, 地域創造学部, 教授 (50285384)
山根 聡 大阪大学, 世界言語研究センター, 准教授 (80283836)
木村 真希子 明治学院大学, 国際平和研究所, 助手 (90468835)
|
Keywords | 南アジア / 宗教紛争 / 平和構築 / パキスタン / バングラデシュ / インド / スリランカ / アフガニスタン |
Research Abstract |
平成22年度は、共同研究の初年度であり、研究分担者による研究課題についての提案や意見交換、またそれぞれの分担研究の計画について議論を深める年度となった。具体的には、5月30日に、広島大学において第一回の共同研究会を開催し、本研究会の研究テーマと研究計画について討論を行った。この時には、同時に研究分担者・吉田修が、広島大学における平和研究の歴史を振り返り、新たな平和構築に対する広島大学の取り組みについて紹介を行った。 その他の本年度の研究会の開催は、以下の通りである。スターリング大学のティモシー・フィッツジェラルド博士による招待講演会(6月24日、広島大学)、研究協力者・別所裕介、アジア経済研究所・荒井悦代先生による研究報告(9月17日、アジア経済研究所)、メリーランド大学クリストファー・アメシュ博士による講演会(10月10日、広島大学)、大手前大学・村瀬智博士・京都大学・北田信博士を招いた研究会(10月16日、広島大学)、パキスタン国立防衛研究大学・アブドゥル・ラフマン博士を招いた研究会(12月22日、広島大学)を開催した。これらの一連の研究会を踏まえて、翌1月7-8日には、ネパールのトリブバン大学において、南アジアのマオイスト運動に焦点を置いた国際シンポジウムを開催した。ここでは、外川による基調報告に続いて、マンジュシュワリ・シン(トリブバン大学)、オビジット・ダスグプタ(デリー大学)、オビジット・グホ(ビッダシャゴル大学)、別所裕介(広島大学)による報告と討論が行われた。
|
Research Products
(5 results)