2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22320010
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Research Institution | Nagoya Bunri University |
Principal Investigator |
山田 弘明 名古屋文理大学, 情報文化学部, 教授 (40106258)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 健太郎 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (00314063)
小泉 義之 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (10225352)
持田 辰郎 名古屋学院大学, リハビリテーション学部, 教授 (30200330)
倉田 隆 島根大学, 法文学部, 教授 (30242994)
安藤 正人 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (50232103)
鈴木 泉 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50235933)
武藤 整司 高知大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (50243811)
香川 知晶 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (70224342)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | デカルト / 往復書簡 / 西洋17世紀の哲学 / 数学 / 機械学 / 医学 / 光学 |
Research Abstract |
今年度の研究実績については三つの主要な特徴がある。 第一に全体会議の開催(2012年9月1日、倉敷市)である。会議では翻訳作業の現状と課題、作業工程の策定などについて討論した。最終の会議でもあり多くのメンバーが一堂に会し、メールではなく直接会って意見交換ができた最後の貴重な機会であった。 第二に「中間報告書」(冊子体で93ページ)の作成である。これは本年度の実績報告だけでなく、これまでの研究活動の全容を記したものである。交付金額、研究方法、研究成果、研究組織、業績などを明確にした。また、このプロジェクトのために招聘した外国人研究者の三論文(和訳つき)および研究代表者が海外の大学で行った研究発表をも掲載した。これによってこの課題研究の全体が概観でき、プロジェクト・メンバーの共通理解を深めることができた。 第三に海外での広報活動である。研究代表者(山田)は、2012年10月にイタリアのサレント大学で行われた博士課程セミナーに招聘され、この翻訳プロジェクトについて発表した。多くの質問があるなど、ある程度の評価を得た。その後もこの大学とは学術交流を続けている。また、2013年2月にはパリで行われた国際研究集会(デカルト・セミナー)に出席した。パリ第一大学のドゥニ・カンブシュネル教授(本研究のアドヴァイザー)やボルドー大学のキム・サン・オンヴァン・キュン教授らと研究交流をした。これらを通してこのプロジェクトが国際的にも一定の意味を持つことが確信された。 研究成果については、ほぼ当初の計画通りに進行している。「第一巻」の発行に続いて「第五巻」が印刷中であり、その他の巻も準備中である。研究が進むにしたがって各方面からの期待の声が聞かれるようになり、本プロジェクトの意義と重要性を痛感している。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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