2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22320115
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Research Institution | Kinki University |
Principal Investigator |
須賀井 義教 近畿大学, 総合社会学部, 准教授 (60454641)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
油谷 幸利 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 教授 (50122362)
大名 力 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (00233205)
中村 麻結 姫路獨協大学, 外国語学部, 講師 (20412075)
中西 恭子 京都女子大学, 文学部, 准教授 (80564640)
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Keywords | e-ラーニング / コンピュータ支援学習 / 朝鮮語教育 |
Research Abstract |
計画の初年度である本年は,(1)朝鮮語CALL教材の開発,(2)教材開発技法普及のための講習会を行った.以下,具体的に述べる 1. 朝鮮語CALL教材の開発 本年はインターネットを通じて利用することのできるCALL教材2種の開発に着手した.一つは朝鮮語ディクテーションの出題と自動採点のシステム,いま一つは朝鮮語作文コーパスの構築である ディクテーションの自動採点システムは,ウェブブラウザでアクセスすることができるもので,読み上げられる朝鮮語の文をキーボードで入力すると,その採点を自動的に行ってくれる.このシステムを利用することで,学習者が困難を感じると思われる綴りと発音との対応を,音声を聞き一人で学習することができる.現在はディクテーションの元となる文の録音を行っており,最終的なチェックなどを行って研究期間中に公開する予定である また,朝鮮語作文コーパスの構築は,現在も詳細を検討中であるが,学習者の朝鮮語作文や,朝鮮語母語話者による自由作文などを集め,コーパスを構築して提供するものである.今後具体的に検討していく予定であるが,身近なテーマの作文などを集め,学習者が作文する際に参考となるような用例集としての役割も持たせたいと考えている 2. CALL教材開発技法普及のための講習会 2011年3月に,朝鮮語教育研究会・情報処理分科会の場を借りて講習会を行った.具体的には,ウェブブラウザを用いて出題する四択問題作成プログラムの利用法について講習を行った.教材開発の技法を講習するに先立ち,朝鮮語教育においていかにコンピュータを利用することができるか,いくつかの実例を講習することで,教師自身にCALL教材のイメージを持ってもらうことを目的としている.今後教師それぞれのニーズを満たすためにはどのような技法を講習すべきか,検討してさらに展開していきたいと考える
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Research Products
(4 results)