2013 Fiscal Year Annual Research Report
近代帝王記録の叙述―東アジアにおける“実録”編纂との比較―
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22320119
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
中見 立夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20134752)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
岩壁 義光 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (30124506)
ダニエルス クリスチャン 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (30234553)
高松 洋一 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (90376822)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 史料学 / 東アジア / 比較史学 / 帝王 / 実録 / 朝鮮国王 / 天皇 / ヴェトナム史 |
Research Abstract |
本年度は研究課題実施期間の最終年度に当たるため、その研究成果報告の一環として、第18回東アジア近代史学会研究大会(2013年6月15日、於中央大学多摩キャンパス)で、研究代表者、研究分担者、連携研究者により「シンポジウム:東アジア世界と実録編纂」を組織した。ついで研究代表者が2013年12月20日に、韓国ソウル国立大学校奎章閣で開催された韓国古文書学会主催の「国際学術会議:東アジアの歴史記録と古文書」において、「日本人はなぜ「実録」に注目し、いまも作り続けているのか?―日本における「実録」編纂の受容と東アジア地域の「実録」に対する関心―」との講演をおこなった。 史料調査に関しては、本研究課題で唯一、いままで実地史料調査をおこなっていなかったヴェトナムへ、2013年12月22日から30日まで、研究組織参加者2名を派遣し、ヴェトナム国立第一文書館(ハノイ)、同第四文書館(ダラット)およびユエの旧王宮において「大南寔録」関係資料を調査すると同時に、現地学界関係者と意見交換を実施した。 2014年2月に研究成果とりまとめに関して協議するため、研究組織参加者のみの研究会を、山口県立大学に所蔵される、朝鮮総督で「朝鮮王朝実録」にも関与した寺内正毅の、あらたに発見された個人文書調査を兼ねて、山口県山口市においておこなった。さらに2014年2月25日より3月7日まで研究代表者が米国に出張し、次年度以降に計画している「東アジアにおける帝王記録に関する国際シンポジウム」の打ち合わせをおこなうと同時に、フィラデルフィアで開催中の「朝鮮王朝展」で史料調査をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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