2012 Fiscal Year Annual Research Report
市場型間接金融とリスクの市場化:銀行・保険・企業金融の統合アプローチ
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22330096
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
藤原 賢哉 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (30229067)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高尾 厚 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (20116221)
山崎 尚志 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (30403223)
内田 浩史 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (60294295)
砂川 伸幸 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (90273755)
畠田 敬 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (90319898)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 信用循環 / アナリスト独立性 / 融資関係交渉力 / 振り子現象 / 自然災害 |
Research Abstract |
平成24年度は、引き続き、各自の研究テーマの掘り下げを行うともに、各自の研究テーマの成果を内外の学会・雑誌で発表し、相互関連の研究領域についての共同研究についても一部着手している。 藤原賢哉:証券化と金融危機との関係性(因果性、破綻処理への影響)に焦点を当て、証券化商品やシンジケート・ローン等の金融手段が、信用面でマクロ経済の循環を増幅させているのではないかという観点から実証分析を行った。 砂川伸幸:企業の不動産保有が当該株式のリスクとリターンに及ぼす影響について実証研究を行った。また、証券アナリストの独立性に関する規制が市場のリスク・リターン関係の形成にプラスに影響しているか検証した。 内田浩史:融資関係における企業と銀行間の交渉力を銀行の訪問費用の分担という観点から分析した。 高尾厚:近年の生命保険会社の相互会社から株式会社への移行について、将来逆方向への動きが起こる可能性について考察した。 山崎尚:昨年度に引き続き、震災等のカタストロフィが損害保険会社の企業価値に及ぼす影響について検証した。 畠田敬:企業の多角化と研究開発投資のスムージングに有効かどうかについて分析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
各自の研究テーマに関する論文発表(査読付き雑誌含む)および学会発表等が比較的順調に行われている。また、現時点で、査読付き雑誌に投稿中の論文もいくつか存在する。
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Strategy for Future Research Activity |
各自の研究テーマについてさらに考察を深めるとともに、相互関連の研究領域についても共同研究を出来る範囲ですすめることにしたい。また、これらの成果を論文・学会等で発表していくこととする。
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