2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22330103
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
江夏 由樹 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (10194002)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 正広 一橋大学, 経済研究所, 教授 (80178772)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 東北アジア経済 / 日本企業 / 華人商人 / 中国東北部(満洲) / 台湾 / 朝鮮 / モンゴル / 植民地官僚 |
Research Abstract |
(1) 海外における資料調査 江夏由樹(研究代表者)、松重充浩(連携研究者)、広川佐保(連携研究者)、中見立夫(連携研究者)は中国の満洲里、ハイラル、チチハル等において、20世紀初期の中国東北部(満洲)における日本企業・華人商人の経済活動について資料・史跡等の調査を行った。江夏、佐藤正広(研究分担者)は国立台湾図書館(台北)、国史舘台湾文献館(台中)等において、20世紀初期の台湾における日本の植民地経済政策・日本企業の経済活動について資料調査を行った。石川亮太(連携研究者)はソウル大学において、20世紀初期における日本企業・華人商人の朝鮮における経済活動について資料調査を行った。 (2)国内における資料調査と研究会 江夏は愛知大学図書館、沖縄県立公文書館、長崎大学図書館、長崎県立図書館、国会図書館(関西館)等において、20世紀初期の中国東北部(満洲)、台湾等における日本企業の活動についての資料調査を行った。また、佐藤正広は同様な調査を山口大学図書館において行った。平成24年度は本プロジェクト最終年であることから、研究代表者の江夏、研究分担者の佐藤、連携研究者の松重、中見、石川、広川、松本俊郎に加え、モンゴル近代史の専門家である内モンゴル大学のオヨンゲレル(研究協力者)、ソドビリグ(研究協力者)の両教授、また、国内から華立教授(大阪経済法科大学、研究協力者)を迎え、「近代東アジア史をめぐる諸史料について」という課題のもとで、総括研究会を一橋大学において開催した。 (3)平成22・23年度に引き続き、江夏、佐藤、松重はこれまでに蒐集した近代の台湾、中国東北部における日本企業の事業活動等についての資料整理を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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