2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22330121
|
Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
堀内 正博 青山学院大学, 総合文化政策学部, 教授 (80114891)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩井 千明 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (60327294)
大島 正嗣 青山学院大学, 総合文化政策学部, 教授 (10306491)
森田 充 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 助教 (30453492)
税所 哲郎 群馬大学, 社会情報学部, 教授 (80386870)
|
Keywords | 集団的意思決定 / 実験経営学 / 集団主義-個人主義 / 男らしさ-女らしさ / 企業組織 / 産業クラスター / イノベーショ / アジア |
Research Abstract |
データの収集については、4月に日本人MBA学生(約100名)、7月にロシアのEMBAの学生(14名)、9月に中国のMBA学生(約40名)、1月に香港のMBAの学生(約40名)を対象に実験を行い、データを収集した。これらの実験結果の解析を行い、"A Study on Colleetivism and Group Decision Maklrig-An International Comparison of Japan, China, and Russia using a Gaming Simulation-"と題したペーパーにまとめ、米国の学会であるABSELの年次大会で口頭発表を行った。 また、9月に香港理工大学、2月に高麗大学(韓国)を訪問し、MBA学生を対象とした実験の依頼を行った。前者の香港理工大学については了解が得られ、1月に実験を実施したが、高麗大学については相手大学の都合により実験を実施することはできなかった。今後可能性を探っていく。 税所は、中国とベトナムを訪問し、大都市を中心としたアジアにおける産業クラスターに関する現地調査を行った。中国では北京・天津・杭州、ベトナムではハノイ、ホーチミンにおいて典型的に見られる産業集積地、あるいは産業集積計画地などを訪れた。特に、ベトナムのホーチミン地域のIT産業・IT企業に対する産業育成を試みた政策に対して、産業クラスター戦略という観点から調査した。 本年度は研究の初年度であるが、実験によるデータ収集、現地調査を多数行うことができた。初年度の分析結果により、改善点も見えてきたので、初年度の成果を活かして、質問票の見直しなどの分析手法の改善を行いながら、2年目につなげていく。
|
Research Products
(15 results)