2012 Fiscal Year Annual Research Report
大学院におけるエンプロイアビリティの育成に関する国際比較研究
Project/Area Number |
22330232
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
大森 不二雄 首都大学東京, 大学教育センター, 教授 (10363540)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島 一則 広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (70342607)
岩崎 久美子 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (10259989)
稲永 由紀 筑波大学, ビジネス科学研究科(系), 講師 (80315027)
亀野 淳 北海道大学, 高等教育推進機構, 准教授 (50333646)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 大学院 / エンプロイアビリティ / 高等教育 / 雇用 / 国際比較 |
Research Abstract |
大学院教育におけるエンプロイアビリティの育成に関し、国内外の取組事例を調査し、高等教育システムと雇用システムの連携等の視点から分析を加え、理論的枠組みを構築すること、並びに、その結果から、実践的及び政策的なインプリケーションを考察することを目的とし、以下の通り、研究を実施して成果を得た。 1.国内の調査: 国内の大学院の教職員・学生、企業等に対するインタビュー調査を中心とする事例調査の結果を分析した。また、関連データとして、国内でこれまでに行われてきている調査研究等のデータを収集し、分析した。 2.海外の調査: 海外のエンプロイアビリティ関連政策の調査として、政策担当者等を対象として行ったインタビュー調査の結果を分析した。また、海外の大学院について、インタビュー調査を中心とする事例調査の結果を分析した。その際、政策担当者等のインタビューによって得られた、背景となる政策やシステムレベルの取組に関する知見も活用した。さらに、海外事例の追加調査として、産学連携による博士課程学生のキャリア開発等について、マンチェスター大学関係者に対するインタビュー調査を実施し、その調査結果を分析した。 3.文献調査: 国内外の関連文献の調査・レビューを再度見直し、追加の文献を調査し、分析した。 4.総合的考察: 国内の事例調査の分析結果、関連データ、海外の政策調査の分析結果、海外の事例調査の分析結果、文献レビューの結果等を総合的に考察して、大学院教育におけるエンプロイアビリティの育成に関する理論的枠組みの構築を進めた。そして、以上のような国際比較研究に基づき、日本の大学院教育に関する実践的及び政策的なインプリケーションについて考察を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)