2012 Fiscal Year Annual Research Report
持続発展教育のための小中学校「社会科」の学力に関する研究
Project/Area Number |
22330242
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
松岡 尚敏 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30229439)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 剛 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (10431610)
西城 潔 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (00241513)
小金澤 孝昭 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (70153517)
堀田 幸義 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (20436182)
箱田 恵子 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (50569233)
田中 良英 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (20610546)
近藤 佳代子 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40153712)
石田 雅樹 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (10626914)
竹内 洋 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30188164)
菅野 仁 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30214729)
川崎 惣一 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (30364988)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 持続発展教育 / 社会科 / 学力 |
Research Abstract |
本年度も、昨年度までと同様に、①「持続発展教育と社会科学力に関する研究」、②「小学校社会科の授業開発に関する研究」、③「中学校社会科の授業開発に関する研究」、④「持続発展教育の教材活用に関する研究」の4つのプロジェクト研究を並行して実施した。 「持続発展教育と社会科学力に関する研究」については、持続発展教育に関する専門家を国内および国外から招聘し、宮城教育大学を会場としてセミナーを開催し積極的に意見交換を行った。 「小学校社会科の授業開発に関する研究」および「中学校社会科の授業開発に関する研究」については、宮城教育大学附属小学校および附属中学校において、開発した教材を活用しながら授業実践を行った。附属小学校においては、第3学年社会科における「農家の仕事」に関する授業実践、附属中学校においては、第3学年社会科公民的分野における「地方自治」に関する授業実践を試みた。 「持続発展教育の教材活用に関する研究」については、大学生を対象としたNIEの活動を宮城教育大学の社会科教育講座におけるいくつかの授業科目の中で取り組んだ。また、社会科を専攻する学生向けの資料調査法(公民編)のテキストを作成した。 上記のプロジェクト研究の他にも、海外における持続発展教育の先進地の視察・調査を行った。今年度は、オーストラリアでの研修に3名の研究分担者が参加した。以上の研究活動を通して、持続発展教育の更なる発展のためには、社会認識の形成を基礎に置きながら、それに加えて、社会参画の視点に留意した市民的資質についても総合的に育成していくことの重要性があらためて明らかになった。還元すれば、広義の市民的資質の育成を視野に入れたシティズンシップ教育を推進していくことが、持続発展教育の推進にもつながるといえるのではないだろうか。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)