2012 Fiscal Year Annual Research Report
市民性諸教科における教科書及び指導・評価の一体化に関する国際比較研究
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22330247
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Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
岩田 一彦 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 名誉教授 (40020119)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二井 正浩 国立教育政策研究所, その他部局等, 研究員 (20353378)
谷田部 玲生 桐蔭横浜大学, スポーツ健康科学部, 教授 (30311137)
草原 和博 広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (40294269)
大杉 昭英 岐阜大学, 教育学部, 教授 (50353397)
吉水 裕也 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (60367571)
米田 豊 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (80432582)
原田 智仁 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (90228651)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 社会科教育 / 市民性教育 / 教科書 / 指導・評価の一体化 / 国際比較研究 |
Research Abstract |
平成24年度は,研究の最終年度であった。最終年度の課題は以下の3点である。 第1は,これまでの研究を継続し,引き続き多くの事例を収集分析することである。この点に関しては,アメリカ合衆国の事例を収集することができた。 第2は,それらの収集事例から研究成果を総括し,我が国の評価問題の内容的改善および評価問題改善研究の方法に対する一定の方向性を提示することである。この点に関しては,市民性諸教科における指導観と評価観の国際比較および我が国の指導と評価の改善に示唆するもの,さらに市民性諸教科における指導法・評価法の開発と改善および指導と評価の一体化にむけた方策を提案した。 第3は,それらの研究成果を学会発表やシンポジウム開催などの方法によって公開する点である。この点に関しては,2012年12月26,27日に広島大学および大阪大学中之島センターにて成果報告会を開催し,さらに英国,米国から実践者・研究者を招聘して,国際比較シンポジウムを開催した。 シンポジウムでは,山口史里(オーガスタ州立大学)「アメリカにおける社会科教育の背景と実践-戦争と市民性教育を素材として-」,伊東 彩子(Central Foundation Girls School)「歴史的教養(Historical literacy)の追求-戦争をテーマとしたイギリスでの歴史教育実践を一例に-」,石川照子(神戸大学附属中等教育学校)「「国民」意識形成を視点とした日本近現代史の学習-日清・日露戦争の取り扱いを中心に-」の3名が,それぞれの国の特性を踏まえ,市民性育成に関する立ち位置の違いを意識しながらの報告がなされた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)