2012 Fiscal Year Annual Research Report
小児病棟で働く医師・看護師以外の職種の役割-その実態と教育制度の確立に関する研究
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22330263
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Research Institution | Seitoku University Junior College |
Principal Investigator |
宮本 茂樹 聖徳大学短期大学部, 保育科, 教授 (30209944)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 伸枝 千葉大学, 看護学研究科, 教授 (20282460)
椨 瑞希子 聖徳大学, 教職研究科, 教授 (30269360)
松浦 信夫 聖徳大学, 児童学部, 教授 (50002332)
高橋 みゆき 聖徳大学短期大学部, 保育科, 講師 (90528291)
相吉 恵 独立行政法人国立成育医療研究センター, 看護部, 看護師 (90470004)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 小児医療 / 非医療者 / CLS(チャイルドライフ・スペシャリスト) / 医療保育専門士 / 養成教育制度 / 小児医療保険制度 / 専門多職種チーム / HPS(ホスピタルプレイスペシャリスト) |
Research Abstract |
3年目は、ミルズカレッジからLinda Perez先生, Susan Marchant先生を招聘してチャイルドライフ・スペシャリスト(CLS)の宣伝および普及を目的に3回の講演会を開催した。1回目は、市ヶ谷私学会館で一般市民、大学関係者を対象に開催した。講演の題名は「CLSの歴史と教育」(Perez先生)、「アメリカにおけるCLSの専門職」(Marchant先生)で、講演会には、若い学生、子どもがCLSお世話になった保護者など、予想を超える聴衆が集まり、盛会の内に閉会した。その後、2人を囲んで意見交換会を行った。我が国でも、この分野の関心が集まっていることが明らかになった。 2回目は国立成育医療研究センターで日本のCLSを対象に講演会、意見交換会並びに施設見学を行った。多くのCLSがミルズを卒業していることから、恩師との旧交を温めた。3回目は、聖徳大学で学生対象に開催した。学生、特に医療保育士専攻の学生を中心に多くの学生が集まり、活発な質疑が行われた。保育士を中心にCLSに興味を持つ学生が多くいることが明らかになった。 今年は講演会に平行して、我が国においてもアメリカのCLS教育カリキュラムと同じ水準の養成大学院の設置が可能か調査した。医療福祉大学、聖徳大学、日本女子大学、文京学院大学を訪問し、関係研究科の責任者に面会し、CLS養成のための教育内容試案について意見を聴取した。最終的には、これの試案を基に、カリキュラムを作成した。CLSの出身大学学科は、看護学、保育学、社会福祉学、臨床(発達)心理学など多岐に亘る。その為、出身大学学部の専攻に応じたカリキュラムを作成した。4年目以降の現在は、この養成組織を立ち上げるべく準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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