2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22360062
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
林 偉民 群馬大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60321840)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 正和 秋田県立大学, システム科学技術学部, 助教 (00581290)
呉 勇波 秋田県立大学, システム科学技術学部, 教授 (10302176)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 機械工作・生産工学 / 加工学 / 精密研磨 / 精密部品加工 / 修正研磨加工 / 砥石 / 固定砥粒研磨 / 超音波援用研磨 |
Research Abstract |
本提案は研磨加工が必要とする光学部品や高精度金型部品の高精度、安定的な研磨加工法の確立を目指す研究である。本研究では定圧方式研磨の加工原理に基づき、パイプ形状の加工ツールを用い、加工ツールが自転しながら接触面の中心を通す軸の周りに公転運動が行う特徴をもつ。研磨法中に研磨ツールの形状が自己的に修正しながら安定的な研磨加工ができ、光学部品などに使用するガラス材料や金型材料を対象に実証行う。研磨実験において、ツールが移動しない場合の研磨加工エリア(スポット)の安定性や加工面品位の確認を行う。その後、コンピュータ制御によるツールの滞在時間制御行い、時間分布に応ずる修正研磨の可能性を探る。また、研磨ツールを砥石に変え、固定砥粒による砥石研磨の可能性についても調査する。 最終年度である本年度では、昨年度に引き続き研究代表者と分担研究者が連携をとって、試作した自転/公転型研磨ユニットにより、研磨加工効果の確認と共に、研磨加工エリアの安定性の確認を行った。また、引き続き、遊離砥粒や固定砥粒による自転/公転型研磨法の基礎研磨データの蓄積を行い、修正研磨への可能性を探る。 自転/公転型研磨法の安定研磨の検討について、前年度まで得られた基礎研磨データベースに基づき、研磨加工実験を繰り返して行う。実験において研磨加工の除去量、研磨加工エリアの形状の安定性を重視し、ツールの修正方法の検討を含めて調査した。 また、平面形状研磨サンプルを用いて、研磨ツールが均一に研磨面全面を走査させることによる研磨加工を行い、修正研磨の可能性を検討した。 今後は研磨ツールの滞在時間制御を行い、高精度形状修正研磨の検証実験を行い、自転/公転型研磨法による高精度形状修正研磨法の研究を確立し、さらに、次のステップとして各種光学素子の高精度研磨への応用について検討する。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(18 results)