2010 Fiscal Year Annual Research Report
ギガビット超ブロードバンド無線パケットアクセス基盤技術の研究
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22360158
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| Research Institution | Tokyo City University |
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Principal Investigator |
佐和橋 衛 東京都市大学, 知識工学部, 教授 (50449287)
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| Keywords | 移動体通信 / マルチアクセス / MIMOチャネル伝送 / 送信ダイバーシチ / 周波数ホッピング / 適応リンク制御 / ターボ干渉キャンセラ / 無線リソース制御 |
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| Research Abstract |
(1)高効率マルチアクセス技術
・直交周波数分割多重アクセス(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)におけるマルチアンテナ伝送において,オーバーサンプリングを用いて伝搬路推定用の参照信号(RS:Reference signal)を同一のリソースエレメント内に符号分割多重(CDM)する構成を提案し,RSに使用するリソースエレメントの低減効果を示した.
・上りリンクシングルキャリアFDMAにおいて,制御情報をConstant Amplitude Zero Auto-Correlation(CAZAC)系列を巡回シフトして生成した系列で符号分割多重したときの,所要ブロック誤り率を満たす平均受信Signal-to-Noise power Ratio(SNR)を低減するために,誤り訂正復号器出力信号から各コードチャネルの軟判定シンボルレプリカを生成するコード間干渉キャンセラ構成を提案し,特性改善効果を示した.
(2)高効率マルチアンテナ技術
・上りリンクシングルキャリアFDMAにおける開ループ型および閉ループ型送信ダイバーシチのアンテナ間のフェージング相関が高い場合の特性劣化を改善するために,スロット間周波数ホッピングの適用を提案し,特性改善効果を示した.また,開ループ型送信ダイバーシチの特性劣化要因である伝搬路推定(チャネル推定)誤差の影響を低減するために,軟判定シンボルを用いる判定帰還チャネル推定の適用を提案し,特性改善効果を示した.
(3)MIMO (Multiple-Input Multiple-Output)多重における高効率適応リンク制御
・4送受信アンテナ(以上)の適応変調・チャネル符号化(AMC:Adaptive Modulation and Coding)を用いるOFDM-MIMO多重において,最尤判定(MLD:Maximum Likelihood Detection)信号分離,および軟判定レプリカによる干渉除去と信号検出を繰り返し行うターボソフト干渉キャンセラ信号分離を適用したときに,全送信ストリームで協調して変調方式・チャネル符号化率(MCS:Modulation and Coding Scheme)を選択する方法の各送信ストリーム独立にMCSを選択する方法からのスループットの改善効果を示した。
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