2012 Fiscal Year Annual Research Report
アクティブ測定によるネットワークパフォーマンス管理
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22360159
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
田中 良明 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30133086)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ネットワーク / パフォーマンス / 運用 / 管理 / アクティブ測定 |
Research Abstract |
ネットワークのパフォーマンスをネットワーク内に分散した点でモニタリングする手法について解析を行い,測定の性質を示した.また,客観品質QoS (Quality of Service)から体感品質QoE (Quality of Experience)を推定するいくつかの方式について,その推定誤差の性質を明らかにした. 光ネットワークの究極は,光電気光変換がない透明ネットワークであるが,全光デバイスのコストが近い将来下がる気配はない.そのため,光電気光変換を伴う半透明ネットワークがかなり長い間使われる可能性が高い.半透明ネットワークにおいては,高コストである3R (Reamplifying, Reshaping, Retiming)をどのノードに配置するか,また,それを利用するルーチングをどのように行うかが重要になる.また,光ファイバ伝送の速度は年々大きくなっているが,全部をより大きな速度に一度に変えることは難しいので,異なる速度が混在することになる.波長は異なっていても,一本のファイバに異なる速度が混在すると,干渉が大きい.したがって,ルーチングにより,干渉が大きい状態を回避する必要がある.本研究ではパフォーマンス管理に重点を置いたルーチング手法について検討した. 無線ネットワークにおいて,近くのアクセスポイントは利用者が多数いるが,少し離れたアクセスポイントは利用者が少ないことがある.このような状況において,新しい利用者を後者に誘導してパフォーマンスを上げる方式について検討し,その効果を調べた.また,マルチホップ無線ネットワークにおいて負荷分散を行うことによりパフォーマンスを上げる方法についても検討し,新しい方式を提案した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初は,一般的なネットワークのパフォーマンス管理を対象に検討していたが,その検討とともに,光ネットワークや無線ネットワークに特化したパフォーマンス管理の検討も行い,当初の計画以上に進展している.
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画以上に研究が進展しているので,今後は災害時に障害が生じたり,異常トラヒックが生じたときのパフォーマンス管理やトラヒック制御法についても検討を行う.
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Research Products
(43 results)