2012 Fiscal Year Annual Research Report
杭頭浮き上りによる基礎回転系損傷回避構造の開発と性能評価・設計指針の作成
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22360233
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| Research Institution | Meiji University |
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Principal Investigator |
平石 久廣 明治大学, 理工学部, 教授 (40113211)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 正人 明治大学, 理工学部, 准教授 (50373022)
高木 仁之 明治大学, 理工学部, 准教授 (70130820)
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| Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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| Keywords | 建築構造・材料 / 構造・地震工学 / 耐震・制震 / 損傷制御 / コスト削減 / 鉄筋コンクリート造 / 基礎回転 / 杭 |
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| Research Abstract |
本研究の主たる研究課題、及び成果は以下の４項目である。
[テーマ１]基礎回転系の地震時応答の解明 、[テーマ２]基礎回転系に要求される構造性能を有する健全な杭の開発、[テーマ３]基礎回転系の架構の構造実験とその構造特性の解明、[テーマ４]基礎回転系の耐震設計法の開発
平成24年度は当初の計画の通り、残された以下２つのテーマについて研究を実施し成果を得た。
[テーマ２]基礎回転系に要求される構造性能を有する健全な杭の開発：前年度までの成果を受けディテールを改良した基礎回転系の杭架構の最終性能確認実験を行った。またテーマ１の最終成果物である耐震性能・部材の要求性能の資料に本実験結果を加味し、力学特性モデルおよび性能評価法・杭の設計マニュアルを作成した。なお、杭架構の試験体の杭はテーマ２で開発した杭のうち最も良い性能が確認された降伏機構分離型の杭で杭頭にはテーパーを用いた。この他、杭頭浮き上がり後の基礎落下時における鉛直方向の衝撃を緩和するため、杭頭に衝撃緩和材を配した。載荷はテーマ３と同様に杭頭で浮き上がりを生じさせるためにアクチュエーターにより所定の軸力と共に転倒モーメントを加える方法を採用した。結果として、杭頭浮き上がり基礎回転系構造に鉛直方向の衝撃に対する緩和材を配しても、水平方向の耐震性能にはほとんど影響がないことを明らかにした。
[テーマ４]基礎回転系の耐震設計法の開発：テーマ１の最終成果物である耐震性能・部材の要求性能の資料、テーマ２の最終成果物である力学特性モデルおよび性能評価法・杭の設計マニュアル、テーマ３の最終成果物である架構の復元力モデルならびに本年度の実験結果を総合し、テーマ４の最終成果物である損傷軽減機構を有する杭頭浮き上がり基礎回転系構造の耐震設計指針の作成を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(47 results)
