2012 Fiscal Year Annual Research Report
多様化する設計主体と手法に対応する身体性豊かな遠隔地間協調設計メディアの開発
Project/Area Number |
22360251
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
山口 重之 京都工芸繊維大学, 新世代ワークプレイス研究センター, 特任教授 (00029266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仲 隆介 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (10198020)
城戸崎 和佐 京都工芸繊維大学, 新世代ワークプレイス研究センター, 研究員 (30533111)
宮里 勉 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (40346119)
松本 裕司 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 助教 (60379071)
三村 充 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 助教 (70379072)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | コラボレーション / 遠隔地間協同設計 / 設計メディア / 設計手法 |
Research Abstract |
・MEMS技術とVR技術を活用して、建築図面上を仮想的に歩き回ることができるシステムを開発し、設計初学者の図面把握と身体感覚を伴うスケール感の育成を支援できることを示した。加速度センサにより、ユーザーの実際の移動を把握して、装着したヘッドマウントディスプレイ上の図面を更新して平面図の上を歩き回る感覚が得られることが特徴である。 ・設計コラボレーションに限らず、デザインや企画等の会議メディアとして広く用いられる付箋に着目して、付箋を用いた会議の記録、整理、レビューを支援するツールを開発した。具体的には、模造紙上の付箋を画像センシングにより抽出し、データベース化するとともに、編集機能を用いて、再整理を行いながらダイジェスト映像を対話的に生成するものである。評価実験を通して、振り返りやアイデアのアーカイブ化に有効であることを確認した。 ・複数のコミュニケーション媒体を併用しながら行うコラボレーションにおいて、スリットカメラと画像センシング技術を利用してアウェアネス情報の共有を支援するシステムを開発した。評価実験を通して、コミュニケーションのタイミングと手段を最適化する効果を確認した。 ・大量のカラーラベリング図面(分析の視点ごとに色分けした図面)を画像解析技術を用いてプロファイリングし、図面情報から傾向や特徴を読み解くためのツールを開発した。ケーススタディとしてワークプレイスにおける無目的領域のトレンド分析を行いその有用性を確認した。 ・その他に、集団によるアイデア生成を支援するための6面のFHDモニタを連結したテーブルトップディスプレイと画像によるランダム刺激を与えるツールの開発、複数のグループで同時にデザインワークショップを行う際にテーブルの距離及び配置がグループ間のインタラクションに及ぼす影響をみる実験などを実施した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)