2012 Fiscal Year Annual Research Report
弾性率漸減型ハイブリッドバイオマテリアルの開発と特性評価
Project/Area Number |
22360288
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
小林 郁夫 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (40242268)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 義見 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50231014)
菊池 丈幸 兵庫県立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50316048)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ポーラスチタン / 骨折部内固定材 / リン酸カルシウム / 複合材料 / 徐放性 / スパークプラズマ焼結 |
Research Abstract |
3年間の研究期間を通じて,放電プラズマ焼結法(SPS法)によって,ポーラスメタルの空孔内にβ-TCP(リン酸三カルシウム)などの生分解性リン酸カルシウム系セラミックスを充てんした複合材料(ハイブリッドバイオマテリアル)を開発した. 1年目には市販のチタンビーズと市販セラミックス試薬を用いてポーラスチタンとリン酸カルシウムからなる複合材を作製した.作製にはスパークプラズマ焼結機(SPS)を用いた.作製した試料を用いて,圧縮試験,溶解試験を行い,基礎的な素材の特性を評価した.また,MA法,均一沈殿法,SPS法など,この研究計画の核になる要素技術を確立した. 2年目には,独自に設計したMA合金粉末に市販セラミックス試薬を組合せた複合材の作製を進め,合金種ごとの最適化設計(組成,組織,MA条件など)を検討した.また並行して,独自に開発した生分解性セラミックスを用いて複合材の作製を行い,この複合材を用いて種々の評価を行った.生分解性セラミックスの作製は均一沈殿法で行い,その製造条件を検討した. 最終年度の3年目には,これまでの成果を総合し,生分解性を制御した新しい骨折部内固定材用バイブリッドバイオマテリアルを完成させ,学協会等で報告した..
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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