2012 Fiscal Year Annual Research Report
抗体医薬の最適化のための無細胞ディスプレイ技術の応用
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22360351
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (50327673)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳川 弘志 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40327672)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 蛋白質 / 進化 / バイオテクノロジー / ウイルス / 免疫学 |
Research Abstract |
申請者らが独自に開発した試験管内タンパク質進化技術であるDNAディスプレイ法およびmRNAディスプレイ法を応用・発展させることにより、抗体医薬のアミノ酸配列を最適化し、高い親和性・特異性・安定性をもつヒト化抗体を簡便かつ迅速に取得できるシステムを確立することを目的とした。 具体的には、まず、HIV感染に関与する受容体に対する中和抗体をモデルとして、それらの組み換え抗体遺伝子にランダム変異を導入し、親和性の向上した変異抗体を試験管内で選択した。しかし、得られた一本鎖抗体の複数のクローンをCHO細胞や大腸菌で大量発現させたところ、発現しないクローンが多くみられたことから、二本鎖のFab断片に組み換えて発現させる系を構築した。その結果、培地中に20mg/L程度のFabを分泌させることができた。 また、前年度に開発したエマルションPCRとmRNAディスプレイ法を組み合わせた新しいFabの試験管内選択手法を用いて、実際にFabの試験管内進化を行い、親和性の向上したFabを選択することができた(J. Nucleic Acids)。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)