2011 Fiscal Year Annual Research Report
模擬患者役割特性ストレスを軽減する医学・看護学共同養成プログラムの開発
Project/Area Number |
22390410
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
清水 裕子 香川大学, 医学部, 教授 (10360314)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
千田 彰一 香川大学, 医学部附属病院, 教授 (30145049)
筒井 邦彦 香川大学, 医学部, 准教授 (50335874)
舛形 尚 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (70263910)
岡田 宏基 香川大学, 医学部, 教授 (00243775)
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Keywords | 模擬患者 |
Research Abstract |
1.本研究費の繰越経費は、海外学術知見の収集のためにRutgers大学へ渡航した経費の一人分が充当された。Rutgers大学では、先方大学の教員向けに筆者らの研究の概要を3名の研究者が説明を行った。本研究の課題は、ヒューマン・クライエントのストレス軽減の方略を検討することとしたが、Rutgers大学教員らは、教育協力者のストレスの存在について、重要視していないとの見解を示した。つまり、米国では、ヒューマン・クライエント模擬患者の倫理や準備の困難さからか、シミューレーション・モデルが充実している現状があった。それは、領域ごとにマジックミラールームが完備され、パソコンと組み合わせた複雑なモデルが多数みられた。たとえば、泣く乳児のモデルや腹腔内が解放できる分娩モデルなどである。 2.この訪問において収集されたインタビューデータとSPの縦断調査によって収集された質問紙データの分析のための専用パソコンを購入した。解析したデータは、平成24年度には4件の国内外の発表を行って公表した。特に日本医学教育学会で発表した、MBTI性格検査をSPに適用した発表では、これまでにない発表課題であったため、多くの聴衆があった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでの計画をほぼ終了し、成果を公表することができた。また、今後は論文を作成するところである。 本年が最終年となる。
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Strategy for Future Research Activity |
本年が最終年となるため、記載されない。
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