2011 Fiscal Year Annual Research Report
地域における若年認知症者と介護家族のための横断的看護支援プログラムの開発と評価
Project/Area Number |
22390413
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
勝野 とわ子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (60322351)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河原 加代子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (30249172)
志自岐 康子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (60259140)
青山 美紀子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 助教 (80582999)
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Keywords | 若年認知症 / 家族介護者 / 地域 / 看護支援 / プログラム開発 / 評価 |
Research Abstract |
平成23年度に実施した研究の内容は以下のとおりである。 1. 若年認知症者と家族介護者への看護支援プログラムの開発を継続して行い実施した。特に在宅への訪問看護支援プログラムを開発し実施を開始した。この取組みは在宅ケアの充実に大きく貢献することが期待できる。 2. (1)の基礎となる家族介護者の健康に関するニードについて調査し分析した。この調査は、若年認知症家族介護者の健康の実態について包括的に明らかにしたもので日本では初めての調査である。 3. 看護支援プログラムの評価指標について検討し生理指標による評価を加えた。 4. 国際家族看護学会学術集会、日本看護科学学会などで研究成果を発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
地域において若年認知症者と家族介護者を対象とした看護支援プログラムのパイロットスタデイを終了後本プログラムを実施している。また評価指標についても心理的指標(QOL,Zarit介護負担感尺度など)のほか生理指標(歩数計による身体活動量、ストレス指標)などを用いて評価データを収集中である。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度であるので看護支援プログラムを継続して実施し、若年認知症者および家族介護者のデータを収集し分析する。また国内外での研究成果の発表を積極的に行っていく予定である。
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