2012 Fiscal Year Annual Research Report
看護者のリフレクション能力を開発するためのプログラム構築に関する基礎的研究
Project/Area Number |
22390416
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Research Institution | Japanese Red Cross College of Nursing |
Principal Investigator |
佐々木 幾美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (90257270)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
朝倉 京子 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00360016)
濱田 悦子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (10208580)
西田 朋子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (20386791)
松山 友子 東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (30469978)
唐澤 由美子 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (40277893)
本田 多美枝 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (40352348)
福田 美和子 東邦大学, 看護学部, 准教授 (80318873)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | リフレクション / 省察的対話 / 変化 |
Research Abstract |
本研究は、看護者のリフレクション能力を開発するためのプログラムを構築することをめざし、本年度は以下の課題に取り組んだ。 1.継続的インタビューの実施と分析:看護師を対象とした3~4か月の継続的な面接に対する参加者を追加募集し、合計9名の参加者に各4~6回(のべ41回)のインタビューを実施した。継続的な面接は同一の研究者と参加者が1対1の関係を維持するように設定し、参加者の気がかりとなった事象を基軸にし、気がかりとなった状況、その時の参加者の思考や感情、行動などを振り返るような形で実施した。2回目以降は気がかりとなった事象への取り組みなどについても確認するようにした。この面接を継続的省察的対話が展開できるセッションとして位置付けた。ここでの参加者の思考の特徴や変化についてMGTA法で分析を行った。また、参加者自身がセッションによって影響を受けたと語っていることについて解釈し、意味内容の類似性を検討しカテゴリー化した。 2.研究成果の中間発表:研究者との継続的省察的対話が看護師に与えた影響について、the 16th East Asian Forum of Nursing Scholarsにて発表した。 3.プログラム構築への展開:継続的なインタビューを受けたことで参加者の気づきや変化がどのように起こるのか、リフレクションのプロセスはどのように進むのか、それらをファシリテートするものは何かについて、さらに分析を進め、研究成果を論文としてまとめ公表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)