2013 Fiscal Year Annual Research Report
がん患者の主体性発揮を促進・活用する外来がん看護実践者の能力育成プログラムの開発
Project/Area Number |
22390425
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Research Institution | Chiba Prefectural University of Health Sciences |
Principal Investigator |
佐藤 まゆみ 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (10251191)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 恭子 千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (00400820)
広瀬 由美子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 助教 (20555297)
大内 美穂子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 助教 (30614507)
森本 悦子 関東学院大学, 看護学部, 准教授 (60305670)
片岡 純 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70259307)
佐藤 禮子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (90132240)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | がん看護 / 外来看護 / 主体性 / 外来看護師 / 能力育成プログラム |
Research Abstract |
これまでの研究結果を統合して以下のような能力育成プログラムを作成した。 1.プログラム名:がん患者の主体性発揮を促進・活用する外来がん看護実践者の能力育成プログラム 2.プログラムの目的:本プログラムは、外来通院がん患者が主体性を発揮して問題解決に取り組み自分らしく日常生活を送ることを支援することのできる外来看護師を育成することを目的とする。 3.プログラムにおける学習者:自分の所属する部署での外来看護がひととおり実践できる者で、外来勤務2年目程度の看護師。 4.プログラムの構成:外来通院がん患者が主体性を発揮して問題解決に取り組み自分らしく日常生活を送ることを支援するためには5つの実践力を獲得する必要がある。このため、本プログラムは、それぞれの実践力の育成を目的とする5つのサブプログラムから構成する。サブプログラム1)療養上の問題に対する患者の考えや思いの把握とありのままの理解。サブプログラム2)問題解決方法の獲得への支援と療養姿勢の後押し。サブプログラム3)がん治療に伴って起こりうる副作用と自宅での対処方法についての説明。サブプログラム4)外来診察における医師からの情報獲得支援。サブプログラム5)外来における他職種連携による支援。 5.プログラムの活用方法:プログラムは、外来看護師が自己の実践力を向上させるために必要な内容を効率よく学習できるようモジュール方式とする。まず「実践力チェックリスト」を活用することにより、外来通院がん患者の主体性発揮を促進・活用する外来がん看護実践に関して、自己の実践力の状態を評価する。そして評価結果に基づき、学習するサブプログラムを選定し学習を行う。学習後は、再度「実践力チェックリスト」を活用し、学習の成果を評価する。学習の支援者は、外来師長、がん看護専門看護師、がん看護関連の認定看護師等である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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