2013 Fiscal Year Annual Research Report
青壮年期のメタボリックシンドローム予備群への行動科学に基づく介入プログラムの開発
Project/Area Number |
22390441
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
和泉 比佐子 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (60295368)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 和子 北海道大学, 保健科学研究院, 教授 (20264541)
森 満 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50175634)
藺牟田 洋美 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (60250916)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | メタボリックシンドローム / 青壮年期 / 介入プログラム / 行動科学 / 行動変容 |
Research Abstract |
メタボリックシンドローム予防のための保健行動に対する介入プログラムを、協力が得られた対象者に対して実施した。事業場の特定健康診査あるいは定期健康診査の受診者のうちメタボリックシンドロームの診断基準のうち1つでも該当する者で協力が得られた者は4名で、全て男性であった。対象者の平均年齢は40.0±5.6歳、健診結果で腹囲の平均は82.7㎝、血圧の平均は133.5/84.8mmHg、血糖値の平均は96.5㎎/dl、中性脂肪値の平均は112.3㎎/dl、HDLコレステロール値の平均は56.8㎎/dlであった。 目標リストを参考に行動目標を各自設定してもらい4週間実施した結果、藤内らの健康行動得点は、介入前8.3から介入後10.0に増加したが、有意な差はみられなかった。また、平均歩数は介入開始週は8292.9歩、介入最終週は10421.3歩と増加したが有意な差はみられなかった。食事摂取量(概算法)は1780.8Kcal,1953.5Kcalと摂取カロリーは増加したが有意な差はみなれなかった。 介入プログラムの評価は、ライフコーダーによる歩数および消費カロリーの記録 、食事摂取量についての助言、目標リスト、期間、助言や記録の促しのメール回数について肯定的評価を得た。自己管理のためのソフトウエアの評価は、食事記録が一日分まとめての入力について、毎食入力のほうが簡便との意見があった。当初の計画した介入期間を対象者に合わせて短縮したため、長期的な介入と対象者数を積み重ねて検証することが必要である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)