2010 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル化時代における南北アメリカの国家・市民社会・社会運動
Project/Area Number |
22401009
|
Section | 海外学術 |
Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
鈴木 茂 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (10162950)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中條 献 桜美林大学, リベラルアーツ学群, 教授 (50227336)
石橋 純 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (70323318)
新木 秀和 神奈川大学, 外国語学部, 准教授 (80276039)
青木 利夫 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 准教授 (40304365)
受田 宏之 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 准教授 (20466816)
|
Keywords | 市民社会 / 民主化 / 社会運動 / アファーマティブ・アクション / 政治参加 / グローバル化 / 多国籍 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
2010年度は、各研究分担者による海外調査を中心に研究活動を進めるとともに、研究会およびブラジルから研究者を招いてワークショップと講演会を開催した。海外調査については各研究分担者および研究協力者が、メキシコ(青木、受田)、ホンジュラス(金澤)ペルー(後藤)、ブラジル(鈴木)、ボリビア(福原、鈴木)、ベネズエラ(石橋)、アメリカ合衆国(中條)で行った。禪野は2010年7月から2011年3月まで勤務校の研究休暇でメキシコに滞在した。また、2011年2月には、鈴木がメキシコに赴き、メキシコ滞在中であった禪野、青木、受田とともにメヒケンセ大学イスラエル教授と、2012年度の国際ワークショップ開催の打ち合せを行い、会場を視察した。 研究会については、第1回研究会(7月25日、東京外国語大学)において、本プロジェクト全体の研究計画を確認し、本年度の海外調査の打ち合せを行った。第2回研究会(11月6日、桜美林大学)では、ワークショップで招聘するレオナルド・アヴリツツアー氏(ブラジル・ミナスジェライス連邦大学教授)のラテンアメリカにおける民主化と政治参加に関する近年の研究について報告(鈴木)と討論を行った。同氏を報告者とするワークショップは、11月18日に主に政治参加をテーマとしてアジア経済研究所と共催で2回(午前:JETRO本部、午後:アジア経済研究所)、11月20日にはブラジルのアファーマティブ・アクションをテーマとして1回(東京外国語大学)開催した。また、京都外国語大学との共催で講演会「現代ブラジルの政治参加と市民社会」(11月22日、京都外国語大学)を開催した。また、2011年3月1日には「本年度の海外調査」と題して第3回研究会を開催(東京外国語大学)し、受田(メキシコ)、後藤(ペルー)、鈴木(ブラジル、ボリビア)が報告した。
|
Research Products
(12 results)