2012 Fiscal Year Annual Research Report
12-13世紀の東方ビザンティン美術と西欧中世美術の相互の影響関係の研究
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22401020
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Wako University |
Principal Investigator |
永澤 峻 和光大学, 表現学部, 教授 (20130859)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 迪孝 東海大学, 教養学部, 教授 (30169338)
益田 朋幸 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70257236)
児嶋 由枝 上智大学, 文学部, 准教授 (70349017)
瀧口 美香 明治大学, 商学部, 准教授 (80409490)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 美術史 / 美学 / 西洋史 / 東洋史 / 考古学 |
Research Abstract |
平成24年度の本研究は、3年間の計画の最終年度にあたるため、前半期に、代表者(永澤)と研究分担者(4名)とが、それぞれ前年度までの海外フィールドについての報告を行い、後半期に、今回の研究の目的と実施計画の中で、各自が本研究の最終的なまとめをするにあたって重要と考える課題に即して、全員が海外出張に出た。研究責任者の永澤は、パリのビザンティン研究所で、東・西ヨーロッパ中世の小ルネサンス動向と1200年様式に関する資料収集を行うとともに、パリ、ロンドンの博物館・美術館で象牙彫刻と七宝(エマイユ)の調査を行った。4名の研究者のうち、益田は、12~13世紀のレクショナリーと四福音書の挿絵とテクストの関係を調べるため、ギリシァのテサロニキの総司教座付属教父研究所において、アトス山所蔵の写本マイクロフィルムの調査に従事し、児嶋は、イタリアにおいて、中世神聖ローマ帝国フェデリコ2世時代のイタリア美術と古代の関係を調査するとともに、フィレンツエのドイツ考古学研究所と同じくフィレンツェの国立中央図書館で資料収集を行い、小野はシエナで大聖堂下堂壁画の詳細な検討のため、同聖堂の下堂の壁画の再調査と資料収集を行い、瀧口は主にマダバの聖使途教会とネボ山の地図の聖堂、グラードの聖エウフェミア聖堂などの舗床モザイクの調査とともに資料収集を行った。これらの調査と資料収集の後、代表者(永澤)とビザンティン美術とロマネスク・ゴシック美術のそれぞれの担当責任者(益田・児嶋)は、最終年度までのまとめをなす作業に取り組んだ。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] Fidenza2012
Author(s)
Yoshie Kojima
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Journal Title
The Glove Encyclopeia of Medieval Art &Architecture
Volume: Vol.2
Pages: p。52
Peer Reviewed
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