2013 Fiscal Year Annual Research Report
グローバルハイブリッド経営に向けた環境適合型リーダーシップ学習モデルの構築
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22402029
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Section | 海外学術 |
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永井 裕久 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (10266215)
木野 泰伸 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (00400630)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 多国籍企業 / グローバルリーダーシップ・コンピテンシー / メタ認知学習 / ミックスドリサーチメソッド / グランデッドセオリー・アプローチ |
Research Abstract |
平成25年度は、23年度と24年度のII期に分けて実施した世界12か国の海外ビジネスに携わるグローバルマネジャーを対象としたWEB調査データについて、国際比較を中心とした高次分析を行った。また、同データにもとづくコンテント分析と探索的因子分析を併用し、定量データと定性データを相互補完するMixed Research Methodを用いて分析した。探索的因子分析とコンテント分析を組み合わせた決定木を特定し、グローバルリーダーシップ・コンピテンシーの選択が、クリティカルインシデントの解決度に与える程度を測定するシミュレーション・ツールを開発した。 平成23年5月に、米国で開催された世界最大の人材開発に関する国際会議において、パネル・ディスカッションとして採択された。同年6月にビジネス・パーソンを対象としたグローバル・リーダーシップ開発のシンポジウムを実施した。平成24年11月には、第4回横幹連合総合シンポジウムにおいて、研究班として2報告を行った。このうち、研究モデル開発とその実証に関する報告について、第一筆者であるキャロライン・ベントンは研究奨励賞を受賞した。同年同月には、第15回経営行動科学学会において、共分散構造分析を用いた分析結果を発表した。 平成25年度は、研究成果の社会還元の目的から、広く実社会への発信と研究へのフィードバック活動を行った。同年6月には、産官学の代表者から構成される中央労働委員会において、研究班として、我が国におけるグローバル人材育成に向けた政策的提言を行った。同年8月には、高校生を対象とした次世代グローバルリーダー育成に関するワークショップの中で、研究成果を活用したシミュレーションを実施した。さらに、平成26年3月には、サンディエゴ大学経営大学院教員30名を対象としたFDの中で、研究成果を報告し、本研究の妥当性と有用性が確認された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)