2012 Fiscal Year Annual Research Report
初等教育段階の児童を対象とする放課後活動支援のあり方に関する国際比較研究
Project/Area Number |
22402051
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Tokiwa University |
Principal Investigator |
金藤 ふゆ子 常磐大学, 人間科学部, 教授 (90254903)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土屋 隆裕 統計数理研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (00270413)
岩崎 久美子 国立教育政策研究所, その他部局等, 研究員 (10259989)
明石 要一 千葉大学, 教育学部, 教授 (70110278)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 放課後支援 / 国際比較研究 / 調査研究 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
平成22年度~24年度にかけて実施した「初等教育段階の児童を対象とする放課後活動支援のあり方に関する国際比較研究」を当該年度でまとめることが出来た。放課後活動支援の5か国比較研究のまとめとして、本年度に実施した主な研究作業を大別すると以下の3つの事項となる。(1)5か国のヒヤリング調査結果のさらなる分析・検討、(2)5か国の児童対象調査のさらなる分析・検討。(3)研究成果の発表である。 (3)の当該研究の研究成果の発表は、大別すると以下の3点となる。まず①日本教育社会学会、教育実践学会で研究成果の口頭発表を行った。②研究メンバー全員によって『児童の放課後活動の国際比較ードイツ、イギリス、フランス、韓国、日本の最新事業ー』(福村出版、2012年10月)をまとめ、書籍として研究成果を出版した。③当該研究の成果をホームページにて広く情報公開するために、研究成果のホームページ作成を行った。完成したホームページは次年度,、4月中に研究代表者の管理の下に公開する予定である。 さらに研究成果は、研究代表者が欧文学術論文としてまとめ、現在、国際学会季刊誌に投稿中である。3年間の国際比較研究によって得られて研究成果は大きなものがある。現在、次年度(2013年5月)にドイツで開催される放課後活動支援をテーマとする国際会議において研究代表者は招待講演を行う予定となっている。 以上のように本研究は、「初等教育段階の児童を対象とする放課後活動支援のあり方に関する国際比較研究」として申請時に記載した研究目的をいずれも達成した。さらに実施計画に掲げた研究成果のまとめ、成果発表を計画通りに行った。本研究によって、諸外国の放課後活動支援に関心を有する研究機関や研究者とのつながりが生まれ、今後さらなる本研究の発展の方途を見出すことに繋がった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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