2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22406001
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
塚本 佐知子 熊本大学, 生命科学研究部, 教授 (40192190)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 薬用海洋資源 / インドネシア / 調査研究 / 海綿 / ホヤ / 真菌 |
Research Abstract |
平成25年8月29日~9月7日、インドネシアで海洋無脊椎生物の採集を行い、海綿やホヤなどの無脊椎動物を173種類採集した。現在、これまでに採集した生物資源を用いて、スクリーニング用サンプルを調製し、細胞毒性、抗菌活性、ユビキチン-プロテアソームの各ステップに対する阻害活性、マクロファージ泡沫化阻害活性、破骨細胞の分化抑制活性などの各種スクリーニングを行っている。 平成25年度の研究成果は以下の通りである。(1) 海綿Acanthostrongylophora ingensから、マクロファージの泡沫化阻害物質としてmanzamineを単離し、病態マウスに対して経口投与したところ、動脈硬化を抑制し、さらに血中脂質濃度を低下させる作用を示すことを明らかとした(Bioorg. Med. Chem.)。(2) 海綿Hyrtios reticulatusの水溶性画分から、以前E1阻害物質として単離した新規物質hirtioreticulin Aの類縁化合物の探索を行った。その結果、新規インドールアルカロイドhyrtioreticulin Aと新規イミダゾールアルカロイドreticulatins AおよびBを単離することができた(Tetrahedron)。(3) 海綿Aaptos suberitoidesから新規物質aaptoline Aを単離した(Heterocycles)。(4) 海綿Luffariella variabilisから新規β-カルボリンアルカロイドvariabines AおよびBを単離することができた(J. Nat. Med.)。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Siladenoserinols A-L: new sulfonated serinol derivatives from a tunicate as inhibitors of p53-Hdm2 interaction2013
Author(s)
Y. Nakamura, H. Kato, T. Nishikawa, N. Iwasaki, Y. Suwa, H. Rotinsulu, F. Losung, W. Maarisit, R. E. P. Mangindaan, H. Morioka, H. Yokosawa, S. Tsukamoto
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Journal Title
Org. Lett.
Volume: 15
Pages: 322-325
DOI
Peer Reviewed
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