2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22500028
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
門田 暁人 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 准教授 (80311786)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ソフトウェア開発 / プロセス改善 / 見える化 / 自動計測 / メトリクス |
Research Abstract |
開発したシステムを用いてデータ計測を行い,システムの改良を行った.特に,システムの利便性の向上,および,多言語対応を行うとともに,ユーザマニュアルを作成し,さらなる普及を進めた.また,計測データを分析し,システムの有効性を評価した.特に,タスクの実測時間,計画時間,および,タスクに要した推定時間を用いて,システムを継続して使用した場合の効果を評価した.あるソフトウェア開発企業における開発者を対象として,約2週間にわたって計測を行った結果,システムを使い始めた当初はタスクに要した時間を過大見積もりしていたが,次第に実測値に近づくようになった.このことから,主観的な作業時間と比べて実際の作業時間は小さくなりがちなこと,および,システムによる開発タスク計測を継続することで開発者が自らの作業量を正しく把握できるようになることが分かった. また,計測によるソフトウェア開発プロセス改善のノウハウをガイドラインとしてまとめるために,開発企業にヒヤリングを行い,タスク定義のノウハウや,システム利用によって得られた知見を整理した.例えば,(1)社内における開発者の役割と計測結果から得られた開発者の実施タスクとのズレを明らかにしてプロセス改善につなげる,(2)社内ルールで定められたタスク実施要領と計測結果から得られた実施タスクとのズレを明らかにしてプロセス改善につなげる,などの事例をガイドラインにまとめた.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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