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2012 Fiscal Year Annual Research Report

加速度センサによる歩行者の行動推定を用いた位置補正手法の提案

Research Project

Project/Area Number 22500067
Research InstitutionChiba Institute of Technology

Principal Investigator

屋代 智之  千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (60306397)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords屋内位置推定 / 歩行者の状態推定 / ユビキタスコンピューティング / ヒューマンプローブ
Research Abstract

本研究では,歩行者のための位置情報サービスに着目した.現在の位置情報サービスは,GPS を用いた場合には比較的高精度な測位が可能であるが,都市部などでGPS 衛星が十分に見えない場所では測位精度が大幅に悪化し,十分なサービスを受けることが出来ないという問題点がある.本研究では,このような場合に歩行者が保持しているスマートフォンなどに搭載された加速度センサなどを用いて歩行者の状態を推定し,それによって位置を補正する手法について検討した.
まず,加速度センサーを用いて,さまざまな行動状態の加速度データを取得し,それによって歩行者の静止している,歩いている,走っている,階段を上っている,階段を下っているという状態の判別を試みた.前年度までは多くの歩行者のデータからデータベースを作成し,それを判別に用いていた.今年度は,スマートフォンは同一人物が同じような保持の仕方で持っていることが多い,という点に着目し,それぞれ本人のデータのみからデータベースを作成して判別を試みた.その結果,前年度よりも高い確率で判別できることがわかった.
また,この手法に用いるために,GPSを受信できる環境で,GPSによる位置情報を用いて状態推定を行う手法について検討を行った.これが実現できれば,GPSを受信できる環境では,その状態推定結果を用いて,自身の行動と加速度の関係をデータベース化し,GPSを受信できない環境ではそのデータベースを用いて位置推定を行うことが可能である.しかし,本年度の検討ではGPSのみからの状態推定は困難である,という結論となった.
さらに,店舗等に設置されているスピーカーから発せられる音楽を利用し,ドップラーシフトと呼ばれる現象を利用して自身の相対的な移動を検出する手法についても検討を行った.この手法については現時点では十分といえる精度は得られなかった.この点は今後改善して行く必要がある.

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (3 results)

All 2012 Other

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] Nomadic Agentを用いた仮想インフラの提案2012

    • Author(s)
      勝田将太
    • Organizer
      情報処理学会 第51回 高度交通システム研究会
    • Place of Presentation
      北海道 北海道大学
    • Year and Date
      20121115-20121116
  • [Presentation] LTEを用いて情報配信の安定性を高めたNAviシステムの提案2012

    • Author(s)
      鈴木勘久郎
    • Organizer
      情報処理学会マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2012)シンポジウム
    • Place of Presentation
      石川県 山代温泉 ホテル百万石
    • Year and Date
      20120704-20120706
  • [Presentation] 交差点で安定して情報提供する仮想インフラの提案

    • Author(s)
      勝田将太
    • Organizer
      情報処理学会 第52回 高度交通システム研究会
    • Place of Presentation
      東京都 日本科学未来館

URL: 

Published: 2014-07-24  

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